- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048939324
作品紹介・あらすじ
人は思い出をふるさとに残して大人になる。大人になれば仕事に、家庭に、恋に……いろいろ悩みは尽きないけれど、日々に追われて落ち込んでるヒマもない。そんなとき、過去から白い友達が奇跡を運んできてくれて――
感想・レビュー・書評
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とてもほのぼの。
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そうだったか…悲しいけど、優しい物語。
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「捺彦とシロクマ」
傑作は駄作で誰の目にもとまらない。
何かしらの意図があり作らなければいけないデザインを、自分の主観だけを前面に出してしまえばそれは大衆向けに作られた意図あるデザインでは無くなるもんな。
「亜貴とシロクマ」
全て一人で完璧にこなす。
誰にも迷惑をかけず一人で何でも完璧に出来たら一番だが、人間である限りその人に出来る限界があるのだからたまには人を頼る事も大切なんだよな。
「友妃美とシロクマ」
己を偽ってまで自信を。
自分自身が思い描く理想に近づく事は出来てたとしても、現実はそう簡単に上手くいく訳でなく当たり前だが理想は理想であり現実を受け入れどう進むかが大切なのだろうな。
「晴斗とシロクマ」
皆の元へ現れた係長の正体。
彼は誰かを恨む為に現れた訳でなく別れが言いたかった訳でも無ければ、ただ皆と再び会いたかっただけであり姿は見えなくとも毎年あの場で再会をするのだろうな。 -
【悩んで困って立ち止まってるあなたのもとへ、白くてでっかいお友達が背中を押しにお邪魔します。】
思い出を残して故郷を旅立ち、別々の地で別々の人生を歩み始めた元幼馴染みたち。
仕事に、家庭に、恋に悩んで立ち止まってしまった彼らのもとへ、あるとき白くてでっかいお友達があらわれた。
のんびり屋で天然で、空気の読めない喋るシロクマに、最初は驚き困惑していた彼ら。けれど、不思議と懐かしい温かさを感じるその振る舞いに、いつのまにか背中をそっと押されていることに気がついた。
やがて、思い出の中に置いてきたシロクマ係長の正体と、“友達”の切ない想いが明らかに――?