暮らしを変える書く力

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 369
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048969482

作品紹介・あらすじ

会いたい人に会えないことが多くなった昨今、コミュニケーションに必要なのは「言葉」です。
SNSやインスタグラムなどが浸透し、誰もが「書き手」であるからこそ、誰かに届く言葉を持つことは、今後の人生を左右します。
本書では、「暮らしのおへそ」などで、多くの女性から支持を得ている著者が考える、伝わる文章の書き方をまとめました。
SNSはもちろん、手紙、誰かに何かを頼むとき、何かを謝罪するときなど、言葉が重要になるシチュエーションはたくさんあります。
心を込めるのはもちろん、相手に届く言葉とは何かを深く考えた1冊です。

<こんな人に>
・文章を書くのが苦手だ
・手紙やメールをよく書くが、相手に伝わっているか自信がない
・SNSをやっているがフォロワー数が伸びない
・本を読むのが苦手だ
・誰かに仕事を依頼することがよくある
・よく言葉遣いを注意されることがある

感想・レビュー・書評

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  • 文章を書くというプロセスには頭の中の「解ったつもり」がある。が、いざ文章にするとなかなか難しい、さらに自分は上面だけしか実は知らなかったというのもある。言葉を文章にして書くことの重要性、それは自分が相手に「伝えたい事」が明確なのかと言うこと、と自分の理解の曖昧さを再確認できることだと発見した事だ。お礼の文章の中にも常に「自分らしい一言」を用意したい。

  • 書くという事について改めて考えさせられた。

    読む事は他者との対話だが、書く事は自己との対話だと思う。

    著者は主にブログやインタビュー記事等、他者に読んでもらう事を想定した「書く」行為について考察しているが、日記等、自分しか読まない書く事についても著者の考えを知りたいと思った。

    図書館で借りて読んだが、購入して再読しようと思う。

  • 一田さんが開いてる塾があるらしく、わたしも近くだったら行きたかったな。

    この方の表現力!学びたかった!!!!

    言葉と気持ちがカチリと音をたてて合わさる時がある。

    って、なんだかわかる気がする。言いたいこと、わたしの気持ちがそのまま言葉として外に出せたことの喜び!

    気持ちと言葉がパズルのようにぴったり収まった時のあの感じ!あれは嬉しいんだよ。

    だけど、なかなかないのよね。

    この気持ちを表現したい!って強く思えば思うほど、あーじゃない、こーじゃない。で終始して、結局なんだったかわからなくなる。

    あーあ。ってなんだよね。

    それをこうも素敵に表現して、言葉で同じ体験ができるなんてすごいことだよね。

    だから、小説家なんていう職業があるんだろうけども。
    わたしも常々、悪魔に魂売ってこの力が手に入るなら、もしかしたら売るかもしれない。

    なんて、思う。

  • SNSが浸透し誰もが外に向けて言葉を発信することができる時代。もっと上手い文章が書けたらと思い参考になればと読んでみた。もともと「書く」ことは好きだったはずなのに書けなくなっていたのは「よそ行きの自分」で書こうとしていたからなのかもしれない。気負わず 自分の言葉 を綴っていこう。その先にある「発見」にワクワクしながら

  • 少し物足りない印象。
    書いてあることは、もっともなのだけど、すこしモヤモヤも残りました。
    例文やビフォーアフターも沢山あり、参考になるのだけど何かもやもや。
    文章の好みもあるかもしれません。

  • この本を読んだら、書くことが楽しみになった。
    書くことは、見えないものに輪郭をつけていく作業です。
    素敵とか丁寧という耳ざわりのいい言葉は、つい使いがちだけど、心に残りません。なぜ素敵だと感じたのか、自分の心と対話することで、自分の感性を知ることができるのです。
    うまく書かこうとしなくてもいいとは言うけど、うまく書けたらもっと楽しいだろうなぁと、思ってしまいました。
    そのために、自分が心地よいと感じる文章にたくさん触れて、自らも書いて書いて、ものにしたいです。

  • 時々見直しながら書くのかな。真実はそんなに多くなくていい。物語化する。

  • 書き方ではなく、生き方などの内容のほうが印象に残りました。

  • 一個前に読んだ本の方が良かった

  • 読了後、「書く力」よりも…暮らしを変える…方に頷いてしまった。それは書く技術よりも、どんなビジョンで見て感じて暮らしているか?ってことかな。
    些細で細やかなことに歓びを見出すことが大切と気づかされた1冊でした。本棚残量組。

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著者プロフィール

1964年京都府生まれ、兵庫県育ち。編集者・ライター。
OLを経て編集プロダクションへ転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が幅広い層の人気を集めている。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(ともに主婦と生活社)では、編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数。近著に『明るい方へ舵を切る練習』(小社)、『人生後半、上手にくだる』(小学館クリエイティブ)がある。


「2023年 『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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