ミニマリスト、41歳で4000万円貯める そのきっかけはシンプルに暮らすことでした。
- KADOKAWA (2021年3月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048969550
作品紹介・あらすじ
ミニマルに暮らすことで、自然とお金が貯まっていく。
お金の使い方は暮らしそのもの。知らず知らずのうちに膨らんでいるお金の使い方を、根本から変えるヒントを紹介します。
著者は、お金がなくて試行錯誤した経験から、ミニマルに暮らす心地よさに気づけました。
必要なのは、節約ではなく、本当に好きなものだけを買うことです。
生活でものを減らすコツ、日々の家計の管理の工夫、避けては通れない、老後や子育て費用についてなど
ミニマルに豊かに暮らすヒントをたっぷり紹介します。
感想・レビュー・書評
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お買得に飛びつかない
こと。
オーソドックスだけど
私に刺さったのはコレ。
わ!買わなきゃ損かも。
でもそれ本当に必要?
十中八九不要なんです。
ええわかってますとも
_| ̄|○
いかに安かろうが出費
は出費。
本当は不要なものなら
それは無駄遣い以外の
なにものでもない!
買ったその日のうちに
早速始まる後悔。
とはいえ、無駄遣いも
人生勉強のうち。
将来もっと大きな散財
をしないための勉強代
だったのさ、フッ。
だから、そう目くじら
立てないで♡
まあね、そうかもしれ
ませんが、
将来のために勉強勉強
って・・・
あんたいい歳していつ
まで将来のために勉強
してるのさ!?
それってただの言い訳。
自分で自分を誤魔化し
てるだけでしょうが!
と、私が私を説教する
シリーズでした(汗
いざ手放すときの労力
を思えば物欲も少しは
萎えるかしら。
そ、どうせすぐ飽きる
に決まってるんだから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作者はかなり合理的な方である一方、他人に自分の都合を押し付けず人それぞれの生きた方をリスペクトしている印象。
子供の教育に親が干渉するのではなく、子供の考えを反映している点が印象的。 -
著者は副業するとか、株を買ってとかではなく、定期預金で4,000万円貯めた凄い人。さぞかし徹底した節約をしたのかと思いきや、旦那さん財布には一切介入せず、ドケチ生活をした訳でもない。「本当に大切なモノだけを買う」ことを守っただけ。
いかに普段の私達が、無意識で散財をしているかを思い知らせてくれたいい本でした。
① 服はボトムスベースで組み、数セット用意する。
② そして服を買い替えるときは、上下で購入する。
③ 買い物はリストを作ってから行く。
④ 下着には手を抜かない。気分を上げてくれる。
⑤ 重い物は軽く、軽い物は重く使う。 -
自分らしく生きた結果がミニマルな暮らしで貯金もあるだけ。
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シンプルに暮らすのが1番いいのかな。
家事や育児、家族について、こうでなければいけないという思い込みを捨てたい。
自分や家族にとって何が幸せか。
改めて考えるきっかけになった。
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メモ
私も洗面所を部屋にする人間。他にいたんだってびっくりしたけど狭いとそうなるか
夫を愛人と見なすとか、奢りたい夫からお小遣いをもらうとか、塾代はディズニーとか隣の家の話が聞けて楽しかった -
年齢が同じなので、本屋で見つけて気になってたらkindle unlimited にあったのでラッキーと思い読了。
彼女がマイペースにコツコツ定期預金だけで4000万円貯蓄し、家も20代のうちに購入されたことはほんとうに素晴らしい。そしてお子様に対する教育についても、しっかり資金を準備しつつ、ある程度本人の裁量に任せてドーンと構えながら子育てされてるところも見習いたい。
ただ、自分とは考え方が違うなと思った点が節々に。
特に以下の点
・投資は一切なし。100%日本円で定期預金
(今後円の価値がますます不安定になる中でこれは真似できない)
・クレジットカードは使わず現金派
(カードを1つにまとめてさまざまな特典を受けてる身からすると考えられない。それに毎月月末に記帳しに行くという行為もこの時代ナンセンスかと)
・月末に残高リセットする普通預金の中で毎月やりくりし、不足があれば定期預金から利息を払って借入する
(もはや意味不明)
・交通系電子マネーは使わず全て切符。移動にいくら使うか把握するため
(乗り換え案内で毎回料金は知れるので、電子マネーでもちゃんと把握できるが)
・iDeCoや投資をする前にしっかり貯金したい
(500万も貯まればiDeCoや投資を始めた方がいいと思うが、、、それにしても現金で持ちすぎ)
などなど自分の考えと真逆な点が多すぎたので☆2つ。
ただ30分ほどでサクッと読めて面白かった。 -
ミニマリストになってお金も貯める方法があるのか!と、タイトルに惹かれて読んでみた。
期待していたミニマリストになる具体的な方法や、お金の貯め方を教えてくれる本ではなかった。一人の女性(共稼ぎ夫婦、夫と子どもの家族3人と猫2匹で東京都在住)の暮らしぶりやお金との付き合い方を語ってくれた。普段お金の話はあまり他人としたことがないのでとても興味深く読んだ。著者は小さい頃からお金の話を両親としていたという。現在は自分の中学生の子どもともお金の話をするという。お金の話をすることって悪い事じゃないんだなぁと単純に思った。今までなんとなく避けていた。自分のお金の使い方も付き合い方もまださだまっておらず恥ずかしく感じたが、暮らしもお金も自分についてきちんと考えてみようと思わせてくれた。
あとがきの
大切なものはなんですか?
欲しいものはなんですか?
と問いかけて丁寧に考え続ければ、自分の物語が見つかるはずというメッセージが印象的だった。