舞台 少女☆歌劇 レヴュースタァライト ―The LIVE― SHOW MUST GO ON (1)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048994385

作品紹介・あらすじ

TVアニメ放送開始! スタァライト原作舞台のコミカライズ!!
舞台の歌詞や躍動感をそのままに、誌面をステージに代えた舞台少女たちが、舞い、踊り、そして歌う――。
あの感動が鮮烈によみがえる!!!

感想・レビュー・書評

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  • 2017年4月  に発表されたメディアミックス計画。
    2017年9月~ ミュージカルがスタート。
    2018年2月~2019年1月 舞台を原作にした漫画1作目(実質#1 SHOW MUST GO ON)。
    2019年2月~12月 同じく舞台原作の漫画2作目(#2 Transition)。
    2021年5月~ 3作目を連載中。
    ちなみに「よんこま」2018年2月~2021年5月。
    「オーバーチュア」2018年3月~12月。
    テレビアニメは2018年7月~9月。
    アプリゲームは2018年10月~。
    再生産劇場版が2020年。
    完全新作劇場版が2021年。

    こうしてまとめてみると、2017年を前哨戦にして、2018年に多くのメディアで同時並行的に燃料が投下されたのだと判る。
    そして燃料はまだ燃え続けたり、再燃したりしているので、数年後にこうして、アニメ以外は後追い者として、漫画4冊を手にした次第。

    正式には、
    「舞台 レヴュースタァライト -The LIVE- SHOW MUST GO ON」(実質#1)(1巻、2巻)
    「舞台 レヴュースタァライト -The LIVE- #2 Transition」(上巻、下巻)
    1巻2巻、上下巻、実質#3の「青嵐」にはその表記がないとか、統一感出してくれやと思わないでもないけれど、実際手にしてみた4冊は、かなりシリーズものとして美しい体裁の本だった。
    実質#1は真っ赤なカバー、#2は真っ青なカバー。
    そしてどちらも真っ赤あるいは真っ青な地に対して、1巻・上巻は白い絵を、2巻・下巻は黒い絵を、それぞれ中心に据えている。
    このコントラストの美しさ。
    で、4冊ともカバーを剥がしてみたら、本体の表紙はカラフルで、表紙と裏表紙の絵柄が対になるように描き分けられている。
    実質#1の1巻は表紙に8人、裏表紙にひかり単独で多くの武器に囲まれているのに対して、#2の表紙ではひかりが8人に加わっており、裏表紙では無人の空間に武器が放置されている。
    #2の上巻では聖翔と青嵐の不和が、下巻では聖翔と青嵐が同じ舞台を。
    作り手のこだわりの強さよ。
    で、内容について。
    舞台版のひとつを無料期間に一回だけ見ただけだが、実質#1でまざまざと気づかされた。
    あの動画で見た椎名へきるこそがこの漫画で最も忠実に再現されている、それくらい(アニメでは描かれなかった)走駝紗羽先生って、狂言回しというか司会者として有能だったんだろうな、と。
    何せ作中時間にして数時間のうちに、少女たちの様々な組み合わせや関係を見極めて組ませて最大限の感情の昂ぶりを発揮させようとしているのだから。
    アプリゲームには1時間くらいしか触れていないが、ゲームの中で敵となった「コロス」って、そりゃギリシャ演劇の群衆って知っちゃいるけどなんでそんな唐突に、と思っていたら、むしろ舞台の群舞に端を発していたのね。

    ちょっと内容とは離れてしまった、再度内容について。
    一番笑ったのは、9人のギスギスした感じ。
    アニメでは描かれていない、自分の演技で互いを貶めようとする際の、眼ぇグルグルは、「ひぐらしのなく頃に」に負けない怖さ、その振り切れ具合には、どうしても笑ってしまう。
    そのグルグル眼は、わだかまり解消後には描かれないので、敢えての描写であることに間違いはないのだが、それにしてもね。
    そして実質#1で浄化された9人の前に、3+1人の「追加わだかまり」が加わるのが#2。
    まひるの過去。ばななの過去。実質#1で描かれた、同一学園内でのキラめきの取り合いが、別学校との奪い合いになって、寝返るケースまで。

    絵の荒さはあれど、面白い。
    本作を補助線にして、舞台版にも手を伸ばしてみたい。

  • 自己紹介のシーンの背景描写は本人の表現力によってそこにあるように見えてるものなんだろうなと解釈したけど、後半の自動で変化する舞台は完全にファンタジーですげえ!と思った。

  • 978-4-04-899438-5 161+2p 2018.6.27 初版

  • 突如教室に現れるコロスの皆さんはなかなかシュールでした。
    みんなの表情がとても良かったです。

  • 舞台の緊張感が伝わってくる。レビューを見た作者が描きたかった気持ちが前に出てるから少々説明不足なところもあるけれども、これはこれでいいんじゃないかと思う。発売日から考えても、これを読んでからアニメを見るべきだったのかも知れない(読まなくても面白かったけどね)

  • 雑誌「月刊ブシロード」で連載されている綾杉つばきの「舞台 レヴュースタァライト SHOW MUST GO ON」の第1巻です。2018年7月からTVアニメも放送していますが、こちらは2017年(2018年)に上演された舞台「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE- #1」のコミカライズ。舞台をコミカライズって相当珍しいですね。舞台を観た上で読むと細かい部分が補完できるので非常に良いです。「#1」も続きますが、綾杉つばき先生で「#2」も同じくコミカライズされないかな。

  • 舞台版のコミカライズということで舞台版の内容がどういうものか知りたくて購読。
    私はアニメを見てから本作を読みましたが、結構いやだいぶ違うんだなと思いました。読んだ感想としては「結構殺伐としている」が一番に出てきました。舞台はだいたい2時間くらいだと思うので、そうなるとこのようにスピーディになるのだろうなとも。

    スタァの座を奪い合う(目指す)という根本は同じですが、キャラ同士の距離感、関係性、キャラ自身の設定(性格的なところ)あたりがだいぶ違います。アニメのほのぼの感やクロちゃんと真矢様の関係性キャラ設定が好きな自分としては、アニメの方がのんびり観られて好きかもしれません。
    ただ、こちらはコミカライズなので、これを舞台で見ると迫力がありそうだなと感じました。

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