なるほどフォカッチャ ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 308
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049122817

作品紹介・あらすじ

「人の秘密はそっとしておかなければならないんです。膝の上に乗ったハリネズミみたいに」
 いつも無表情な麦さんは“ささいな謎”を愛する、ちょっと不思議なパン屋の店員さん。
 彼女の貴重な笑顔に一目惚れして以来、毎日せっせと謎を探しお店を訪ねる僕。パンとコーヒーと“ハリネズミ”とともに、今日も僕らのおいしい謎解きが始まる――。
 “なるほどフォカッチャ”。それは「僕と彼女」を結び、「日常の謎」を紐解く魔法の合言葉。

感想・レビュー・書評

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  • 何故か頭に入ってこなく読みづらい気がしました。
    私はあまり好きではなかったです。

  • 読みづらい。
    何が読みづらいのかは分からないけど。
    でもパンは食べたくなる。笑

  • 大学4年だが就職が決まっていない蜜柑崎。4人のサークルめ組(めし食いたい同盟)の部室でコタツに入りご飯を食べる毎日。
    ある日電車の中で見かけて一目惚れした彼女が近所のパン屋さんで働いていると知り、イートインに通い詰めるように。
    彼女・麦がパン屋で働く理由、蜜柑崎のファーストネーム、麦のペットのハリネズミ、ご近所のお宅が表札代わりに時計をかけている理由などなど、いつしか謎解きをふたりでするように。しかし、近づいたと思うと冷淡になる彼女の気持ちは一体・・・?

  • ハリネズミのフォカッチャの飼い主・麦ちゃん、癖がある(笑)

  • 謎解きはしたいし、真相も知りたいけど、それで人を傷つけるのは嫌な麦。ポーカーフェイスだけど、結構ぐるぐると考え込むタイプなのが少しずつ分かってきて、実は不器用な子なんだな。可愛くなってくる。蜜柑崎との会話や謎解きも、楽しそうに見えて、もっとこんな時間が続くといいな。と思う。少しずつでも、麦が自分の気持ちを現せるようになるといいな。

  • ハリネズミサイドのある文章と言う、これはファンタジーなのかな?
    中々癖のある文体だった。
    とりあえずハッピーで終わって良かったね。

  • アリクイのいんぼうが登城人物がどんどん増えていって、どうしようというところで、シリーズが終わった。同じ世界観の話なので、リスタートといった感じで、楽しめた。

  • ゆるーくほっこりした感じに癒された。
    謎も地味だけど、なるほどという感じで良かった。

  • アリクイのいんぼうシリーズが好きで買っちゃいました。
    同じくこの本もゆるくて平和で好きになっちゃいました。

    麦ちゃんの言葉は私も気を遣うが故にやってしまいそう。
    相手を想うが故に起こってしまうことは悲しい。

  • 【“フォカッチャ”が導くおいしい謎解き物語】

    「人の秘密はそっとしておかなければならないんです。膝の上に乗ったハリネズミみたいに」
     いつも無表情な麦さんは“ささいな謎”を愛する、ちょっと不思議なパン屋の店員さん。
     彼女の貴重な笑顔に一目惚れして以来、毎日せっせと謎を探しお店を訪ねる僕。パンとコーヒーと“ハリネズミ”とともに、今日も僕らのおいしい謎解きが始まる――。
     “なるほどフォカッチャ”。それは「僕と彼女」を結び、「日常の謎」を紐解く魔法の合言葉。

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著者プロフィール

◆著者
鳩見すた(はとみ・すた)
『ひとつ海のパラスアテナ』で第21回電撃小説大賞で“大賞”を受賞しデビュー。著書に『アリクイのいんぼう』1~4巻、『ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん』1~2巻、『秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食』1~2巻、『種もしかけもない暮らし ~花森姉妹はいまが人生で一番楽しい~』(KADOKAWA)、『こぐまねこ軒』1~2巻などがある。

「2023年 『江ノ島は猫の島である ~猫を眺める青空カフェである~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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