四畳半開拓日記 01 (電撃の新文芸)

著者 : 七菜なな

• KADOKAWA (2019年3月18日発売)

作品紹介・あらすじ

目覚めると、ケモミミ少女がいる生活。
ツンツン女子な後輩と、異世界で農業する週末。
異世界でも現実世界でも、やっぱりスローライフを送りたい！

◇◆◇電撃《新文芸》スタートアップコンテスト【優秀賞】受賞◇◆◇

悠々自適な独身貴族の青年・山田はある日、アパートの床下で不思議な箱庭開拓ゲームを発見した。気の向くままに草原を開墾し、そして住民と交流！　だけど、どうも様子がおかしい……。
プレイ中にふと落としたおむすびが、なぜか画面の中に現れた。そしてそのおむすびのお礼を言うために、画面の中から白銀のケモミミ娘が現れた!?
――これ、実はゲームじゃないな？
平日ランチは、ツンツン女子な後輩とふたり攻略会議。そして週末は、異世界でケモミミ一家とのんびり農作業。
神さまになったおれの週末異世界開拓ライフ、始まる！

感想・レビュー・書評

[missing1973さんの感想 · 2020年1月13日]

主人公・山田がアパートの床下で発見した不思議な箱庭開拓ゲームで遊んでいるうちに、そのゲーム世界に入れることに気づき、、、ゲーム内のケモミミ一家と過ごす異世界開拓系スローライフもの

ツンツン女子な部下・岬や大学時代の友人・柳原などを加え、農作業したり、村民（１家族のみ）と交流したり、モンスターイベントでモンスターを仲間にしてみたり、村のレベルアップで施設追加とかスローライフするところがいろいろ楽しい
スローライフものの主人公にありがちなブラック企業からの転生ではなく、現実世界でも会社員としてマイペースな生活を送る主人公が、世界創生の神さまと崇められつつゲームの制限のなかでいろいろがんばる、というのもまた楽しい
イラストも萌え絵ではない味のあるものでなかなかよい（冒頭のイラスト的に岬が主人公にしか見えないが）

寝る前にちょっとのつもりで読み始めたところ読み終わるまで一気読みしてしまった、、、
とにかく続きが楽しみな異世界開拓系スローライフ

以下再読のための備忘
・猫カフェは猫の毛がつくからだめ「チッ」、、別にいいのか、、
・サチ登場。岬のめくれるスカート、覗く青い下着、思わぬ眼福、、、余裕っすね、、
・ペットをモフるために、いつの間にか沖縄行きの飛行機に乗っていた、、という岬さん
・肩こりとかなさそうな岬さん
・山田、モグラの襲撃から岬を救う「ちょっと、格好よかったです」
・「巫女さま（岬）は神さま（山田）が大好きですからね」
・じゃがバターを食べたサチ「んー！んー！んー！！」「んんんーーーー！！」

著者プロフィール

電撃《新文芸》スタートアップコンテストにて『四畳半開拓日記』が優秀賞を受賞。電撃文庫『男女の友情は成立する？（いや、しないっ!!）』は、重版続々のヒットシリーズとなっている。

「2023年 『少年、私の弟子になってよ。２ ～最弱無能な俺、聖剣学園で最強を目指す～』 で使われていた紹介文から引用しています。」