Unnamed Memory VI 名も無き物語に終焉を (電撃の新文芸)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 80
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049128055

作品紹介・あらすじ

歴史を改竄する魔法具エルテリア。その魔法具を奪取しようと、オスカーたちに更なる陰謀がしかけられる。今はもう存在しない無数の歴史の上で、二人が知る真実とは――。人の尊厳をかけた問いに向 き合う最終巻!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。ちゃんと終わった。
    カテゴリ的には歴史改竄物、そして魔女と魔女ゴロシの王様の純愛物。とはいえ、ロマンチックな感じはあまりないところが、個人的にとても刺さっているわけだが。とても読みやすい文章に、大好きなHGウェルズの『タイムマシン』な感じが、好き。ただ、完結とはいえ巻末のアドに、なんか続編製作決定って書かれてるんだが。

  • 小説自体はいいだけとここで完結したらいい。

  • 話の筋がとても良く出来ていた、が、ループするので、登場人物とその人が何をしたかをしっかり覚えていないと、話を半分しか楽しめない。これから読む人には、ぜひ、一気読みをお勧めしたい。
    オスカーとティナーシャの閨がもう少しぼやかして書いてあれば、小学校置けたけどな。でも、このお話では二人の会話にキュンとするのも楽しいので、仕方ない。

  • 徐々に盛り上がっていく展開にそれぞれの繊細な心の動き、描写などにより最後の余韻が味わい深く面白かった。

  • 発売直後の情報で「続編決定!!!」と流れて、「はぁ……(苦笑)」となったのは私だけでしょうか。
    ストーリーは非常に面白いのですが、私的に誰が誰やら状態によくなる作品です。
    纏まりも良いので、これで終わっても良かったのでは……?と思ってしまいました。
    終わる終わる詐欺は某ジャンプ漫画だけにしていただきたい←

  • シリーズ完結巻。
    読了後、何故か「エマノン」を思い出した。

    繰り返しながら永劫を生きる命。
    一人では擦りきれてしまうが、二人ならなんとかなる。
    そんな終わりかただった。
    これもまた、ある種のハッピーエンド。

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著者プロフィール

第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫刊)にてデビュー。メディアワークス文庫『死を見る僕と、明日死ぬ君の事件録』など著書多数。『Unnamed Memory』(電撃の新文芸)が「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて単行本・ノベルズ部門第1位を獲得するなど、今、若者から注目を集める作家の一人。

「2022年 『Unnamed Memory -after the end-II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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