役立たずスキルに人生を注ぎ込み25年、今さら最強の冒険譚 1 (電撃コミックスNEXT)
- KADOKAWA (2019年12月9日発売)
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- Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049128420
作品紹介・あらすじ
25年前に発生した怪物(モンスター)の大群。
幼なじみの少女・ソラは、トールをかばって大けがを負い、
時を止めるスキル〈停滞〉によってなんとか命をつなぎ留めた。
トールは彼女を救うため、自身のスキル〈復元〉を育て上げることを決意した。
戦闘にはまったく役立たないそのスキルは森の入口に彼を縛り付け、
スライムを狩り続ける日々――。数えきれないほどの後輩冒険者の背中を見送り、
“泥漁り”と侮蔑を受けながらも、トールは愚直に努力した。
そして、トール39歳。
25年もの歳月を費やしてようやく完成したスキルは、
世界の常識を覆すほどの性能を秘めていた。
感想・レビュー・書評
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転生でもなく、やっちゃいました系でも世間知らず系でもない、実直に冒険者をやってる珍しい主人公。古き良きファンタジーの香り。
ストーリーはチートスキルで俺tueeeではなく、あくまで人間関係をベースに描かれるので嫌味がない。なんだかんだとヒロインがどんどん増えるけど、主人公が落ち着いてるし、ある程度感情の交流が描かれるのでハーレムというよりも家族や仲間に近い感じ。
また一つのスキルで応用を利かせて戦っていくスタイルなので、チート感も低い。とは言うものの、タイトルのチートスキルはもとより、そもそも本人の剣技が明らかにタツジンのレベルで、その剣技で万年初級グレードの冒険者っていう設定は流石に無理があるとは思う。
作画に関しては1巻目はまだ不慣れなのか、コマ割りが雑で会話が飛んだり、キャラの表情が硬いところがある。ただ、2巻目以降の舞台説明が終わる頃にはどんどん面白くなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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