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- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049129311
作品紹介・あらすじ
県外への進学に不安を抱く小雪は、小夏の友人・楓と親しくなり、悩みを吐き出す。一方、それを知らない小夏は、ふたりが仲よさげにしているところに遭遇してしまう。動揺を隠すように、ふたりに接する小夏だが――。
感想・レビュー・書評
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相手が自分がいないところで変わる。
嬉しいよりも寂しいが勝ってしまう。
丁寧に丁寧に、本質的なことを描いている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雑誌「電撃マオウ」に連載されている萩埜まこと氏の「熱帯魚は雪に焦がれる」の第6巻です。前巻では小雪先輩がクローズアップされ、変わることが描かれていましたが、本巻では小夏がクローズアップされ、変わることへの怖れというか拒絶のようなものを抱えた小夏の内面へ深く沈みこめる内容になっています。そのため1冊まるごと重く暗い展開です。2巻連続でこういう内容になると読むのがちょっと辛いですね。お願いだから明るい光の下へ2人とも出てきてくれ。次巻以降、小雪先輩の卒業へ向けて一気に話が加速する予感。
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着地点が定まったか、4巻・5巻とギアを上げてきての本巻はもはやトップギアの様相。
この巻の多くを占める小夏の独白は全てが切ない。蛙になりたかったはずなのに、気付けば醜く肥大化した山椒魚に…。
今まで見られなかったような表情が多いのもいい。
ここまで描ける人だったのね。1・2巻の頃が嘘のよう。
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