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- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049131833
作品紹介・あらすじ
一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。僕は自分を助けてくれた彼女たちと、ある約束を交わした。
それは「二人に同じだけ恋する」ということ。デートで、部室で……次々と交わされる、胸を焦がすような甘いやりとりに、僕はおぼれていく。
でも……心のどこかで警報が鳴っている――このままでは、いけないと。
焦って空回った僕は、憧れの大人達と触れ合っていくなかで、いつしか理解していく。モラトリアムの終わりを。僕がするべきこと。しなければ、いけないことを。
僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。
感想・レビュー・書評
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不安定だった矢野の心の整理ができて安心しています。次でクライマックスですね。さてどちらを選ぶのか。その結果はどうなるのか。
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意外や。選ぶんか。
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修学旅行を終えた一同。各人が高校三年生になるための進路を決めている中、職場体験で矢野は千代田先生の夫である野々村九十九と出会う。
矢野は、彼女たちと交わした「2人に同じだけ恋する」という約束に溺れていくが、同時に焦燥に駆られる。
そして、彼女たちの最後の「取り合い」が始まるーーー。
主人公と「2人の彼女」による切なく愛しい、三角関係は続いてゆく。
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