ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい (電撃文庫)
- KADOKAWA (2020年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049132090
作品紹介・あらすじ
放送部部長の花梨先輩は、上品で透明感ある美声の持ち主だ。美人な年上お姉様を想像させるその声は、日々の放送で校内の男子を虜にしているが……唯一の放送部員である俺は知っている。本当の花梨先輩は小動物のようなかわいらしい見た目で、かつ素の声は小さな鈴でも鳴らしたかのような、美少女ボイスであることを。
とある理由から花梨を「喜ばせ」たくて、一日三回褒めることをノルマに掲げる龍之介。一週間連続で達成できたら先輩に──。ところが花梨は龍之介の「攻め」にも恥ずかしがらない、余裕のある大人な先輩になりたくて──。
照れてる先輩がただひたすらかわいい、赤面120%な照れかわラブコメ!
感想・レビュー・書評
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声にだして伝えることの大切さ。
気持ちを伝えたり、言霊にするために……。
可愛いラブコメのラノベです(^^)
両片思い?でひたすら褒めて照れさせてのイチャイチャな前半から、後半はそれぞれの過去の心の傷などの話も。 -
ただ先輩の反応を見たくて一日三回照れさせたいのではなく、過去の出会いや、その時のやり取り、後輩市村君が積極的にド直球を投げる理由がちゃんとあって、先輩は先輩で心に決めたことがあり、それぞれがすれ違ってるようで全くすれ違ってないのが良い。で、先輩はなんでネコミミを付けてるのかと思っていたら猫だったというね。短編連作なので非常にさらっと読めるのだが、案外根の深い問題も含んでいたりも。まあ、校内放送でプロポーズされたらそりゃ誰だってダメだわ。
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キャラクタはまずまずやったけど、話は凡庸やな。