三角の距離は限りないゼロ6 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 170
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049133066

作品紹介・あらすじ

 一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。そのどちらも選ばないまま過ごした甘い時間の終わりに、僕と彼女と彼女の、本当の恋が始まった。
 再び短くなっていく、入れ替わりの時間。二人といられるかけがえのない時間が、二重人格が、終わる――そんな予感に包まれるなか企画したクラス会で、秋玻と春珂はみんなに、自分たちの秘密を明かした。
「それでも、覚えていてほしいんだ」
 忘れない。いま僕の前にいる、どちらも間違いなく本物の、秋玻と春珂。でも僕のために、そして二人のために……僕は選択する。そして僕が二人の向こうに透かし見た「彼女」は――。
 僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • 秋玻と春珂それぞれでいられる時間が短くなり、いよいよ二重人格の終わりが迫ってきた。年度末を迎え、かけがえのない時間を過ごした二年四組の教室やクラスメイトとの別れを惜しむ春珂の提案により、解散会が開かれることになって…。過去に登場したキャラクターたちとの対話により客観的に自分の気持ちを確かめる矢野。彼が最後に秋玻と春珂の二人の向こうに透かし見た「彼女」は一体誰なのか。この切なく苦しいラブストーリーの行く末を、最後まで見届けたい。#ニコカド2020

  • 主人公の選択次第でいかようにも進みそうですが、次回で完結しそうなので、楽しみにしています。幸せな結末を待っています。主人公の感情だとか言動にやや不安がありますが、周りを頼るようになったのは成長を感じられて嬉しいです。

  • どないなるか全く読めんようになってきたな。

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著者プロフィール

第19回電撃小説大賞〈電撃文庫MAGAZINE賞〉受賞。同受賞作『失恋探偵ももせ』でデビュー。以降、電撃文庫・メディアワークス文庫で青春小説を中心に執筆。

「2023年 『あした、裸足でこい。3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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