娘じゃなくて私が好きなの!?(3) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049133202

作品紹介・あらすじ

「――タク兄とは私が付き合う」
 私、歌枕綾子、3ピー歳。隣に住む左沢巧くんからの告白以降、急速に彼との距離が縮まっていたのにまさか娘の美羽が宣戦布告って……ほ、本気なの!?
「ママみたいな年増には負けないから」
「くっ……い、言ってくれるわね」
 どちらがタッくんと付き合うか。勝負の舞台は三人で行く南国旅行――!?
 プールでの水着対決に、部屋の家族風呂。美羽の真意はわからないけど、私だって黙っているわけにはいかない――
「あの、タッくんさえよかったなら……い、一緒にお風呂に入らない?」
 そして母娘勝負の果てに、私達三人は遠い昔の約束と向き合うことになる。
 不器用な恋の駆け引きがどんどん過激に大暴走!! 超純愛ラブコメ第三弾!

感想・レビュー・書評

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  • 【電子書籍】娘の美羽が恋のライバルに!?となった前回を受け始まる年の差恋物語第3巻。巧に猛烈なアプローチを始めた美羽の姿を目の当たりにし、綾子の気持ちは…。綾子に対する巧と美羽二人の純粋な思いに綾子が救われている感じがしますね。前回のラストシーンから想像もできない今回のエピローグ。穏やかなハッピーエンドとはいかず、まだまだドタバタしそう。恋愛モードへアクセル全開の綾子が、巧と今後どういう関係を築くのか、続きが大いに気になります。

  • タイトル的に当然の娘が絡むのは当然というか、ただこの作品は最初から娘は全部知ってて味方スタートなんでもう後は歌枕さんがどう気持ちに整理をつけるかのお話だったわけですが、ここで娘の参戦表明が来るとやっぱりハラハラする。
    ハッパをかけるための演技と前置きしても、幼馴染同士という組み合わせが王道なぶん、ちょっとの嘘が混じった感じに説得力というか、読者側で色々と予想を膨らませることが自然と出来てしまう
    そこで展開に自然な波を持たせつつも、最後は優しい物語で締める。
    タイトルで落ちているようで落ちてない、今回も良かった。

  • 巧と美羽の10年越しの約束。まさかそういう約束だったとは。巧くんの誠実さ、美羽が本当に願ったこと。そして綾子さんは遂に思いの丈を(美羽に)ぶちまける。その言葉を引き出させる美羽も凄いし、最後は頑張って逃げなかった綾子さん。みんなが幸せな大団円.......?

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著者プロフィール

福島県在住。大学在学中に作家デビュー。 第3回GA文庫大賞・優秀賞、および第5回ノベルジャパン大賞・金賞受賞。 代表作に、テレビアニメ化された『異能バトルは日常系のなかで』(GA文庫)のほか、 『黒き英雄の一撃無双(ワンターンキル! )』(HJ文庫)など。

「2015年 『異能バトルは日常系のなかで10 ドラマCD付き限定特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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