君と、眠らないまま夢をみる (メディアワークス文庫)

  • KADOKAWA (2021年4月24日発売)
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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784049137514

作品紹介・あらすじ

 高校生になった智成の日常は少し変わっている。死者が見えるのだ。吹奏楽をやめ、早朝バイトをする智成は、夜明けには消えてしまう彼らとの、この静かな時間が好きだった。
 だが、親友の妹・優子との突然の再会がすべてを変える。
「文化祭で兄の遺作を演奏する手伝いをしてくれませんか」手渡されたそれは、36時間もある壮大な合奏曲で――。
 兄を失った優子。家族と別れられない死者。後悔を抱える智成。凍り付いていたそれぞれの時間が、一つの演奏に向かって、今動きはじめる。

 「主人公たちの幸福を願わずにはいられない、愛おしい物語」(三上延)、 「これは小説でしか表現出来ない音楽だ。最後の別れはキラキラと輝いていた」(佐野徹夜)――感動と推薦の声!
 「さよなら」ができない、すべての人に届けたい感動の青春小説。応募総数4,355作品から選ばれた第27回電撃小説大賞の《メディアワークス文庫賞》受賞作!

感想・レビュー・書評

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  • 1つの楽譜から始まる様々な人の思いを乗せた話になっていました。
    先生が止者を見えるようになった理由を知りたかった。

  • 好き!

  • 再読。
    青春作品でもあるけど、ファンタジー要素もあります。
    相馬くんが見ている景色は、どんな感じなのだろう?って想像したり、相馬くんと華ちゃんの距離感がすごく好きだったな。
    登場人物、それぞれの気持ちも書かれていて、かなり作品に入り込んで、あっという間に読み終わってしまいました。

  • 前半はテンポがいまいちだけど、その分後半から面白さが増していきます。最後の合奏シーンで登場人物たちの心情が語られるところはじ~んと胸にきました。最後の方で曲タイトルの意味がわかって納得。

  • 青春をテーマにした本です。
    吹奏楽部のお話です。

  •  高校生になった智成の日常は少し変わっている。死者が見えるのだ。吹奏楽をやめ、早朝バイトをする智成は、夜明けには消えてしまう彼らとの、この静かな時間が好きだった。
     だが、親友の妹・優子との突然の再会がすべてを変える。
    「文化祭で兄の遺作を演奏する手伝いをしてくれませんか」手渡されたそれは、36時間もある壮大な合奏曲で――。
     兄を失った優子。家族と別れられない死者。後悔を抱える智成。凍り付いていたそれぞれの時間が、一つの演奏に向かって、今動きはじめる。

     「主人公たちの幸福を願わずにはいられない、愛おしい物語」(三上延)、 「これは小説でしか表現出来ない音楽だ。最後の別れはキラキラと輝いていた」(佐野徹夜)――感動と推薦の声!
     「さよなら」ができない、すべての人に届けたい感動の青春小説。応募総数4,355作品から選ばれた第27回電撃小説大賞の《メディアワークス文庫賞》受賞作!

  • 第27回電撃小説大賞で、メディアワークス文庫賞を受賞した作品とのこと。
    自分には合わない話だった。

    死者のことを止者を呼び、時間が止まっているだけで
    同じ世界に生きているという設定は面白いと思うし
    演奏に36時間かかる曲を止者を協力して
    演奏するというストーリー自体は良いのだが
    ブランクがある智成がトランペットを普通に演奏しきれたり
    裕美が智成にこだわったりする理由がイマイチ描かれていない。
    恭介の曲がそんなに誰が聞いても素晴らしい曲だという
    説得力があるほどの名曲揃いというのも
    都合が良すぎるし、妹の優子も行動もストーカーじみていると思う。

    タイトルの付け方や、宇宙で聞こえる曲
    というのは好きな感じなだけに、
    全体的に説得力に欠ける悪い意味でのいかにもラノベ
    という感じで大変残念。
    言葉遣いも「だけど」などの話し言葉が
    ちょくちょく出てくるのも苦手。

  • 青春小説。終盤少し胸にグッときました。

  • 請求記号 913.6/To 64

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00611803

    「さよなら」ができないすべての人に。4,355作品から選ばれた感動作

     高校生になった智成の日常は少し変わっている。死者が見えるのだ。吹奏楽をやめ、早朝バイトをする智成は、夜明けには消えてしまう彼らとの、この静かな時間が好きだった。
     だが、親友の妹・優子との突然の再会がすべてを変える。
    「文化祭で兄の遺作を演奏する手伝いをしてくれませんか」手渡されたそれは、36時間もある壮大な合奏曲で――。
     兄を失った優子。家族と別れられない死者。後悔を抱える智成。凍り付いていたそれぞれの時間が、一つの演奏に向かって、今動きはじめる。

     「主人公たちの幸福を願わずにはいられない、愛おしい物語」(三上延)、 「これは小説でしか表現出来ない音楽だ。最後の別れはキラキラと輝いていた」(佐野徹夜)――感動と推薦の声!
     「さよなら」ができない、すべての人に届けたい感動の青春小説。応募総数4,355作品から選ばれた第27回電撃小説大賞の《メディアワークス文庫賞》受賞作!
    (出版社HPより)

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著者プロフィール

第27回電撃小説大賞で《メディアワークス文庫賞》受賞し、デビュー。

「2022年 『眠れない夜は羊を探して』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠野海人の作品

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