熱帯魚は雪に焦がれる9 (電撃コミックスNEXT)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049138740

作品紹介・あらすじ

七浜高校水族館部で出会った小雪と小夏。
かつて、ふたりを繋いだ『山椒魚』は
変わりゆく日々の中でも小雪と小夏にとって
確かに変わらない特別なものになっていた。

小雪の卒業が少しずつ近づく秋、七浜高校で文化祭が開催される。
互いの想いを答え合わせするかのように、
小夏は最後の疑問を確かめるべく、もう一度勇気を振り絞る。

ふたりの物語は
それぞれの未来へと歩み始め、そして――。

大ヒット、ガールズシップ・ストーリーがついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 熱帯魚が雪に惹かれる、というタイトルな上、「山椒魚」を引き合いに出し、どちらか、あるいは両方の破滅をまでも読み取れるだったけども、結局そんなことにはならず。程よい距離感を見つけて終わり、ならハリネズミの方が適当だろう。
    最初に提示した関係性に真摯に向き合った結果とは思えない終わりは正直残念。

  • 全部読み終わってタイトルの意味を考えました。熱帯魚はあたたかい海でしか生きられないけれど、それでも雪に憧れ、焦がれている。今回の二人にも通ずるところがあるなぁと思いました。

    「でもそれでいいんだって!だって誰だって孤独だもん。自分だけが特別なんかじゃない。誰だって山椒魚みたいな一面を持っている。それにようやく気づけた。それよりも大事なのは…なりたいって思い続けること。誰かにとっての何か。わたしが小雪にとってのカエルになれたかわかんないけど、小雪が孤独ならいつだってなるよ。ううん、なりたい!」

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