わたし以外とのラブコメは許さないんだからね(5) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049141399

作品紹介・あらすじ

 夏も過ぎ、二学期へと突入。いよいよ文化祭が近づいてきた。俺は文化祭実行委員会での活動や、クラスの出し物の準備に忙しい。恋人の有坂ヨルカとはなかなかデートもできず、恋しさは募るばかり。
 さらに軽音楽部のカリスマ・叶ミメイを中心に結成されたバンド「リンクス」には問題が山積み。ギター初心者である俺のスキルアップに、ヨルカのあがり症の荒療治、他もろもろの課題をまとめて解決するために、ミメイ宅での合宿が決行されたのだった!
 そんな中、二学期になってからどこか浮かない表情だった朝姫さんから、突如電話がかかってきて――。
『………希墨くん、助けて』
 恋と青春の文化祭が幕を開ける!

感想・レビュー・書評

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  • 青春ラブコメの王道の学園祭編、にして希墨がとても頑張るまさに「神回」です。展開としては自分が大好きな王道なのですが、今回は章題にやられた。特に第十話の『ドーナツホールの存在意義』には鳥肌が立つくらいに感動した。ドーナツホールは空白ではない。ホールがあるからこそドーナツが繋がっているのだ。続く第十一話の『○』はマルとともに第十話のタイトルに繋がっている、ダブルミーニングに違いない。これも秀逸。希墨とヨルカに永遠の幸せあれ!…からの予想外のエピローグに次回への期待が否応にも高まるのです。

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著者プロフィール

2016年12月に電撃文庫「わたしの魔術コンサルタント」でデビュー。同作はラノベニュース・オンラインの月間アワード三冠を獲得するなど高く評価された。2020年に刊行した著者初挑戦のラブコメ「わたし以外とのラブコメは許さないんだからね」が大ヒットシリーズに。

「2022年 『わたし以外とのラブコメは許さないんだからね(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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