- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049144109
作品紹介・あらすじ
大河の水面に煌めく蒼の宮城。その後宮で皇太弟・文青の密偵を務める宮女・水鏡は、姉の死の真相を追っている。
ある日、皇帝が寵愛する貴妃の懐妊の噂が舞い込む。だが対立する皇太后はその妊娠を認めなかった。さらに「懐胎は偽りなり」という扇動で宮中は大きく揺らいでいく。
王家にうごめく闇に迫る中、互いの距離を近づけていく文青と水鏡。しかし全ての黒幕の目論見が明らかになった時、二人は再び分かたれて――。
水に浮かぶ後宮の美しきミステリー第二弾。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
姉の死の真相を暴くことができた1巻。2巻ではその死や宮中で渦巻く陰謀の黒幕を暴く流れなんだけど、あまりにも黒幕の正体がしんどい……。
表紙のイラストの印象と同じく、淡々とした筆致ながら、美しい水の後宮の情景が目に浮かぶようでした。 -
姉の死の真相と真意を求めて後宮の宮女となった水鏡の物語
前巻からの佳境を迎え、綺麗に納まっていました
お気に入り黄宮調の来歴に度肝を抜かれ、更に惚れました(笑) -
大河の水面に煌めく蒼の宮城。その後宮で皇太弟・文青の密偵を務める宮女・水鏡は、姉の死の真相を追っている。
ある日、皇帝が寵愛する貴妃の懐妊の噂が舞い込む。だが対立する皇太后はその妊娠を認めなかった。さらに「懐胎は偽りなり」という扇動で宮中は大きく揺らいでいく。
王家にうごめく闇に迫る中、互いの距離を近づけていく文青と水鏡。しかし全ての黒幕の目論見が明らかになった時、二人は再び分かたれて――。
水に浮かぶ後宮の美しきミステリー第二弾。