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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049146264
作品紹介・あらすじ
明らかになった鉄窓島の“矛盾”。それは未来測定が島から出た後の「罪」を仮定し計算されていること。つまり、島から出る前提で彼らは《明日の罪人》と定義されている。
近い将来どんな未来でも罪を犯す絶対の犯罪者。だけど、一つでも罪を犯さない未来を用意できれば……。
抜け道はある――そう一縷の望みに賭けて、一世一代の脱出計画を練る湯治たち。そんななか、湯治たちの命を狙うトラップが島中に見つかり……!?
感想・レビュー・書評
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1巻魅力的をそのままに、登場人物それぞれの考える様々な秀逸なアイディアが次々と登場する作品で、作中全般で驚きながら読めるため、中々に面白い。
並行してミステリーっぽさもあるので、色々と考えながら読めるのも良いです。
ただ、人の未来が見通せる、等を始めとした突飛な設定を色々と置いている割に、現実的に考えてこうでしょう、みたいな設定を突然持ち出してくる辺りに、ミステリーとして見ると読者にunfairに感じられるのと、ツッコミどころが多く見えるのが残念な所。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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