5秒後に意外な結末 ミノタウロスの青い迷宮 (5分後に意外な結末)
- 学研プラス (2017年6月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052046209
作品紹介・あらすじ
累計90万部突破の大人気シリーズのスピンオフ第2弾。恐怖、笑い、感動、風刺、ブラックユーモアなどなど、全編、「ページをめくれば驚きの結末」×100連発。全ページに人気イラストレーター・usi氏のイラストを使った、ビジュアルショートノベル。
感想・レビュー・書評
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1話1話短くて読みやすい。
物語が1話で終わるものだけでなく、話が続いているものもあり面白かった。
本当に意外な結末が5秒後(人によって違う)に待っていて、笑えたり、泣けたり、驚いたり出来て面白かった。
とても良い作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
100話のショートショート。
全て関係ないわけではなく、物によっては話が続いているものも。
ストーカーの話、科学者の話、魔神の話などはつながっていて面白い。
特に魔神の話はお気に入りだ。
騙し、騙され、改心し、で、結局搾取される。
ここだけ読むと特殊詐欺、いわゆる「母さん助けて詐欺・オレオレ詐欺」のようだ。
簡単にできる、誰からも指示されない楽に稼げる方法は、と思うけれど、結局詐欺グループも「会社」みたいな構造。
結局人間は社会のピラミッドから逃れられない。
第83話のサッカー選手の話は実際の話を翻案したものだそうだ。
日本では奉仕活動というのが弱かったり、胡散臭いものとして扱われがちだ(欧米だとキリスト教の精神として根付いている、と言われる)。
しかし、実際はそうではないだろうと思う。
この話の元となったサッカー選手のように、誰かを助けることで自分が助けられている、自分が与えられている側であるということに気づくと、とても、救われた気持ちになる。
育児もそうだ。
子供たちはいつでも大きな許しを私に与え、私が親として成長するのを助けてくれる。
それが人との関わりの原点だ。
どれも短い話なのですぐ読み終わる。
が、このシリーズよくこんなに冊数を出せるものだ。
脱帽である。 -
基本的には短編なんだけど、ときどき続きものが出てきて、いい感じで読み進められた。続きものだけど、それがはっきり明示してあるわけではないので「これって続き?」と気づいて楽しかった。
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子供でも読みやすいものを図書館で探していた時に偶然見つけた本。大半が二ページで終了する話のその下半分が、イラストというショートショートのため、非常に読みやすく、かつその内容は、ユーモアに富み、分かりやすく、オチがあるため小学生だけでなく大人も十分に楽しめる。
もちろん短文でオチをつけるには、しっかりとした土台がないと出来ないことなのだろう。
他に「5分後に意外な結末」というシリーズがあるらしく、子供にもオススメしたいということで星五つ。 -
まさかミノタウロスのあのオチには(ああ~~~)なった
確かに…どうして気がつかなかったし… -
すぐ読み終わる。おもしろい。
「空き缶」の研究が1番お気に入り。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50062401 -
1話完結なので読みやすかった。続編も読みたい。
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短いからスラスラ読める。短いのに文章がまとまってて面白い。
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短編集なのですらすら読める。内容も次から次へと意外な展開が待っているので面白い。