消えた落とし物箱 (ジュニア文学館)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052052033

作品紹介・あらすじ

クラスの落とし物箱がなくなった。しかも、先生に借りた大事な本を入れたまま!すぐに見つかると思ってたけど…。勝手に消えたり現れたり、青い目の女の子がかかれたあの落とし物箱には、なんだか不思議な力があるらしい。チームワークぜろの5人が謎を追う!

感想・レビュー・書評

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  • 消えたシリーズ2冊目。外国人の女の子が描かれた「落し物箱」の中に校長先生に借りた本が入っていたのに、箱ごと見つからない。箱の謎から、昔の差別的な悲しい過去も知る。うん、小学生に読んで欲しいね。

  • 図書館本。長女の「面白い」が出た本。長女が読む本を8割がたぐらい選定しているので、私も読んで長女の興味関心やその深度を知りたい、と思っている。だ、け、ど、スキマ時間をきっちりポン仁達内充ててくるので、伴走もヘロヘロです。

  • 学校で起こる事件。
    読みやすそう。

  • 赤い缶を巡る謎解きのストーリーを中心に、最初はバラバラだった小4の5人組が、心を通い合わせて、最後は一致団結する。子供の心に刺さる、良本です。
    子供だけの本にするには、もったいない。大人も一緒に読んで欲しい一冊です。

  • 4年生の日菜乃たちのクラスには落とし物箱がある。蓋に金髪で、青い目の女の子が描かれた赤い箱だ。

    学校新聞のテーマを学校の歴史に決めて、教頭先生から大切な本を借りた。それを、落とし物箱に入れて帰ったのだけど、朝には本とともに落とし物箱は消えていた。
    日菜乃と、学校新聞を作る同じ班のメンバーは困って、落とし物箱を探しはじめるも、ぜんぜん見つからない。
    そもそも、日菜乃は同じ班のメンバーが苦手だ。班が決まった時にはガッカリした。みんな自分の事ばかりでまとまりがなく、新聞のテーマも日菜乃が提案してやっと決まったのだ。
    落とし物箱を探すうちに、テーマを学校の怪談にしたらいいんじゃないとか、みんな勝手な事を言いだすし。
    落とし物箱と大事な本は見つかるのか。
    そして、落とし物箱の秘密とは。
    『消えた時間割』に続く、クラスで起こった、ちょっと怖くて不思議でな話。最後にはあたたかい気持ちにもなる物語。

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著者プロフィール

京都府出身。小学校に35年間勤務。そのかたわら創作活動をつづけ、作家に。『たっくんのあさがお』で第25回ひろすけ童話賞受賞。『オムレツ屋へようこそ!』は第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。『消えた時間割』は第52回夏休みの本(緑陰図書)。

「2022年 『消えた図書室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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