すごいグラウンドの育て方 阪神甲子園球場のひみつ (学研のノンフィクション)
- Gakken (2023年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052057175
作品紹介・あらすじ
毎日、芝や土の表情がちがう。もしかして生きてる!? グラウンド整備のスペシャリストが話す甲子園球場の芝と土と雨のとってもすごい話。甲子園球場の内野、外野の構造や、1年間の芝と土の整備の流れがまるわかり。甲子園球場の未来のあるべき姿とは!?
感想・レビュー・書評
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阪神園芸による、甲子園球場のグラウンド整備の工夫と努力。
・カラー口絵7ページ
・はじめに
第1章 甲子園球場は生きている!?
第2章 甲子園球場と雨の大事な関係
第3章 グラウンド整備の過去、現在、未来
・あとがき
キミだってできる!グラウンド整備のコツ その1~4
コラム、写真協力、参考文献、有り。
甲子園球場で雨の後の迅速な神整備を行う、阪神園芸。
そのグラウンド整備や仕事について知りたいなぁと、
予約して受け取ったこの本は、子ども図書館の蔵書でした。
なので、とっても読み易いし、分かり易い。
如何に快適に選手がプレー出来るかの、理想のグラウンドを
目指すための、土、水、芝の工夫と四季の手入れのノウハウ。
グラウンド整備は天気との戦いだが、実は雨は大事。
井戸水を使っているんだ。木のトンボは社員の手作りなんだ。
阪神の選手たちやMLBのグラウンドキーパーたちとの交流など。
そして毎日同じ場所で写真撮影して、記録を残す。
長くこの仕事に携わってきたグラウンドキーパーたちの、
汗と工夫と努力で培われてきたんだなぁと、しみじみしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
甲子園球場で働くグラウンドキーパーさんのお話
天気によって変えることはプロの技だなぁと思った
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さすが阪神園芸!美しいグラウンドを作るために工夫し、選手たちが怪我しない・プレーしやすいようにするこだわりがよくわかった。この本を読んで、これからは試合前、試合中のグラウンド整備もしっかり見てみようと思った。歴史のある素晴らしい球場に早く試合を観に行きたい!
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阪神園芸は違う。
来年も阪神優勝。
わたしの管理する園庭は、雨が降ると川。
こうしたい。 -
甲子園の整備の話。流石阪神園芸さん、と尊敬する。甲子園大好きやのに全然知らん話ばっかで目から鱗。芝に種類があったり、理想の土砂水のバランスやラインは石灰じゃないとか、トンボは手作りとか、まぁ読んでて楽しい。2024年8月で100周年か、久々に行こかな。
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甲子園球場のすばらしいメンテナンスの秘密が。
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図書館の児童書コーナーから。文字も大きく漢字にはフリガナが付いていて読みやすい。阪神園芸の施設部長の著者が甲子園球場の秘密とグランド整備のノウハウを書いている。2月から10月までのタイガースのオープン戦及び公式戦と春と夏の高校野球のために、選手が怪我もなく快適なプレーができるように願いながらグラウンド整備をするプロの秘技に感服する。甲子園球場は水はけの良い黒土と砂の混合の内野グラウンド、天然芝の美しい外野グラウンドを持つ日本一の球場で有名だが、その裏には阪神園芸さんの様々な工夫と努力が伺い知れた。
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帯には小学生必読!野球をやっている息子はより一層楽しんで読めるのではないか。
阪神甲子園球場のグラウンド整備といえば阪神園芸株式会社。甲子園球場で開催中の試合が雨天に見舞われた際の迅速なグラウンド整備作業は「神整備」と呼ばれている。
読了後に再記入します。 -
グラウンド整備、奥深い。選手たちが裏方に敬意を持ってるのはイイと思う。