- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784053031235
感想・レビュー・書評
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第1講から第7講までの講義編で、主に大学入試の英文を解きながら読解のルール(段落ごとのつながりを論理語(接続詞や接続副詞などのディスコース・マーカー)で把握する)や、設問解法の原則(指示語は前の文を見ろ、原因・結果を考える、言い換えや対比表現に気付くなど)を解説し、演習1~5の演習編で、さらに講義編の内容を確認するもの。英文のレベルは産近甲龍からセンターレベル。はじめに「第0講」で品詞と文型と句・節の解説がある。CD付き。
「講全体のまとめ」として最後にポイントがまとめてあり、さらに「英文解釈のKey Expressions」として、例えば「<原因>や<結果>を表す表現」や、「等位接続詞」、「対比・言い換え表現」などまとめてあるのが役に立つ。ただそれ以外の部分は、結局英文の意味をとりながらポイントとなる表現や、問題の答えとなる部分、ヒントとなる部分を単調に解説していくだけのオーソドックスなもの。正直そんなに解説されなくても英文さえ読めれば問題は解けてしまうし、このレベルの英文を読めなければ解法云々、読解云々の問題ではない気がする。第0講の内容も極めてフツ-で、工夫もないし、第1講以降では第0講の内容が全く活かされておらず、一生懸命読んだ第0講は何なんだろうと思った。ところで強調構文のitってthat以下を指すものなんだろうか、とか、"Most of the work that most people have to do is..."の訳はこれでいいんだろうか、とか思ってしまう。(13/07/20)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルどおり非常にわかりやすい解説です、内容的には突出したものがあるわけではないので、英語がまったくわからないという人向けです。