日本秘教全書

著者 :
  • 学研プラス
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (625ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054016439

作品紹介・あらすじ

かつて経験したことのない社会の大転換期を迎えた中世。この時代に、それまでの古い秩序を支えていた思想や神話、信仰が互いに混じり合い、奇怪な秘説へと変容した。仏教が、道教が、陰陽道が、そして神道が「日本的なるもの」に生まれ変わったのが中世だったのである。いったいどんな秘説が醸成され、発展していったのか。これまで他見を許されなかった多数の秘書を初めて現代語訳し、詳しい概説とともに併載。かつて花開き、今なお我が国の精神文化の基層をなしている「日本の秘教」の全貌を明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • すげえ古文書が現代訳されて掲載されてる。「受法用心集」、「神祇灌頂私式次第」、「天台灌頂玄旨」、 「ほうき抄」、「七仏八菩薩所説大陀羅尼神呪経」など。

  • 歴史の流れとしても、書物からの引用についても細かい説明があって、分かりやすく読みやすい。
    辞書並にごっつい本だけど、なかなか珍しい方向性でさらさらと読めてしまう。

  • 6u2

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1952年北海道生まれ。作家・宗教研究家。中央大学文学部卒。雑誌・書籍編集者を経たのち、宗教を軸とした歴史・思想・文化に関する著述活動を行う。東洋の神秘思想、近代新宗教におけるカルト的教義と運動に関する著作を数多く手がけている。主な著書に『安倍晴明「簠簋内伝」現代語訳総解説』(戎光祥出版)、『アマテラス: 真の原像を探る』『役小角読本』(以上、原書房)、『天皇の秘教』「エソテリカ」シリーズ(以上、学研プラス)などがある。

「2021年 『偽史の帝国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤巻一保の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×