モンテッソ-リ教育が見守る子どもの学び: 環境を征服する子どもたち (子育てサポートブックス)
- 学研プラス (2004年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054025233
感想・レビュー・書評
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歳にあった教育を
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モンテッソーリ教育に関して、創設者からよくある質問まで、一通り網羅されてる分かりやすい本。
環境の大切さがよく分かる。 -
ぅーん。なかなかよかったね。
bookoffで見つけて、ずっと昔、モンテッソーリという言葉だけは聞きかじったことがあったから、なんとなく手に取ってみたんだけど。
モンテッソーリ教育は、科学的観察に基づいて考案されたんだよ、っていう。
なかなか興味深いと思ったのは、非常に今はやりのinclusiveな学びの体制が出来上がっていたこと。
大人数を導くにはあまり向かないのだろうなぁとは思うけれども、子どもの「できた」という気持ちを大切に、親(大人)が出しゃばり過ぎない教育というのは、仮にモンテッソーリ教育どうのという議論を離れても、わが子を育てるうえで、普通に応用が利く話だと思います。 -
子どもは自ら成長していく、それを助けていくのが大人の役目となるという考え方に共感。
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モンテッソーリ教育は、科学者からの転身で始まったものなので、現代人には理解しやすい説明がなされています。シュタイナーは思考的な考えから発展してますが、モンテッソーリは分析から発展した教育法。モンテッソーリは女性の医者でしたが、ある時にダウン症の子供を集めた施設を見学した所、パン屑を拾い漁っている子供たちを忌々しげに見下す看守の話しを聞いて、それは違うと閃いたのだった。その施設にはおもちゃらしいもの何一つ無く、そのパン屑が唯一の遊び道具だった。ワタシはその以降のダウン症の施設がどうなったかモノスゴく気になるんですが、その事で改善されたと思いたい。昔は、ダウン症の子が生まれると施設で預けると言う名目の子捨てが横行してた事にも驚愕だった。日本ではもっと恐ろしい事してたそうだけど…金持ちだと座敷牢から出さなかったらしい。旦那の小さい頃、友人の家庭にそんなところあったそう。
それからモンテッソーリは「子供の家」を作る事になる。イタリアの住宅政策で、共働きを余儀なくされる夫婦が子育てに詰まらないよう、今で言う保育園を作ったのですわ。
そこでもモンテッソーリは子供たちを観察し、教育法を確立していく。子供たちは、与えられた仕事を喜んでするのだといいます。
そして、シュタイナーは7歳周期だけど、モンテッソーリは6歳周期で考えられてるので、どちらが正解なのかは、息子が6〜7歳になった時に分かるかしらね! -
モンテッソーリ初心者向け。詳しく分かりやすく書かれてます。