図説大江戸おもしろ商売

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054029934

作品紹介・あらすじ

現代と共通する江戸時代の商売と風俗を川柳もまじえながら、面白く分かりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。今の時代にはもう消滅してしまうしかなかった商売が多い。しかし、リサイクルしたり、直したり、ものを大切にするということの大切さを、思い起こさせてくれる。現代人は本当に豊かだといえるのだろうだろうか。医学は進み、平均寿命が長くなったのは、進歩だと思うが、それ以外のことは、どうなんだろう。

  • 面白かったです!
    江戸時代にも風俗はあったんだ、と驚きました。(笑)
    なんだか親近感が湧きました。

  • 季節のあきない:宝船の絵売り、初鰹売り、ところてん売り、冷や水売り暦売り等
    日々のあきない:付け木売り、銭さし売り、鮨売り、玉子売り、天麩羅や等
    古物のあきない:古着売り、紙屑買い。蝋燭の流れ買い、馬糞拾い、下肥取り等
    修繕・再生業:雪駄直し、羅宇屋、鏡研ぎ、鋳掛屋、提灯張替え等
    色々な店:貸本屋、煮売り屋、髪結床、居酒屋、早桶屋等
    風俗業:水茶屋、出会い茶屋、陰間茶屋、夜鷹、吉原遊女等
    見世物:歯力、枕返し、籠抜け、居合抜き、曲独楽等
    珍商売:猫の蚤取り、読売り、親孝行、貸雪隠、粟餅の曲搗き等
    江戸時代にあった様々な商売を紹介している。多くの文献からの挿絵がとてもわかりやすい。各章に江戸の社会を紹介するコラムも書かれている。江戸の庶民の生活が伺えて、とても面白く興味深い。

  • おもしろい

  • 江戸はいろいろな商売があったのね。
    おもわず「ひと稼ぎしてくるかっ!」という声が聞こえてきそう。

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著者プロフィール

北嶋廣敏(きたじま・ひろとし)

文筆家。福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短歌・美術の評論でデビュー。古今東西のさまざまな文献に精通した博覧強記の読書人。面白くてためになる雑学系の著書は多くのファンを魅了している。
主な著書に、『林檎学大全』(アディン書房)、『塚本邦雄論』(六法出版社)、『画家と自画像』(泰流社)などの評論のほか、『知識ゼロからの大江戸入門』(幻冬舎)、『「右」と「左」の面白ネタ事典』(PHP研究所)、『日本の「初!」雑学事典』(三笠書房)、『雑学帝王500』(中経出版)などの多数の雑学書がある。

「2017年 『さらっとドヤ顔できる 草花の雑学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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