- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054041592
感想・レビュー・書評
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各国エリートの作成法が書かれている。日本以外の階級社会ではそうだということ。日本のような大衆社会には向かないだろう。なにより、これらの国より、日本の国力が勝っていることは確かなのだから、まねする必要はない。
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各国の教育事情についての羅列的内容
考察はほぼなし -
流し読み済。
エリートはフランス語。ノブレス・オブリジェこそが真のエリート。 -
今やネイティブ並に話せるバイリンガルは当たり前。
それに加えて基本的な学力、スピーチ力、自己アピール力、スポーツで培う人間力、地域活動や労働経験で培う社会力を備えたリーダー力をもった人間が世界をになうエリートと言える。 -
各国の「エリート」と呼ばれる人材について、教育という視点から事例紹介した本。
サブタイトルである「世界の学校・教育最新事情」とあるように、世界各国のエリートに施す教育を紹介しただけどあった。
記述に対しての筆者の意見はほぼ見られず、日本の教育について問題提起するのは良いが、改善策を出さないことはくだらない。批判なんて誰でもできる。折角、各国の事情に詳しい方なのだから、日本と比較した上で、目指すべき教育像を説いてもいいのでは?と感じた。
↓印象に残った点↓
日本人、日本社会は完璧(理想)を求める´百点からの減点主義´だが、世界の価値観は圧倒的に´ゼロからの加点主義´ -
5/20(木):
各国の教育事情の事例集としては楽しめました。
ただ、情報が古いからでしょうか、あまり新しい情報はなかったように思います。
事例集といえども、日本への示唆がもう少しあってもいい気はしました。 -
世界中の教育を紹介。
様々な文化を俯瞰していると言えるが、表面的で深みがない。著者なりの考察がない。
これでは各国の教育紹介で終始している。
結果、我々日本人にはどのタイプの教育が良いのかを示すべき。
但し、どうしても教育には金がかかるので、
金銭的な余裕の程度によって受けられる教育の分類を示すのも仕方がない事だと思う。
もしあなたが富裕層なら子供にどんな教育を望むか?
のアンケート結果などは載せてみたい。 -
エリートの条件は、日本の「東大出=エリート」といった図式とは大きく違うらしい。それは、一言では「何かの分野でトップリーダーとして活躍している人たち」だそうで、そのために、海外ではコミュニケーション全般を大変に重視し、様々な方法で早くからそのスキルアップを図っているということが分かった。
本では、そんな、世界の教育についてびっしり紹介されている。正直、簡単な小見出しのみで気がつけば他の国になっているなど、構成がとても読みづらかったが、内容は深いと思う。また、本の最後の筆者の考えは秀逸。この本は、そこを先に読んでから読むのがいいかもしれない。