作品紹介・あらすじ
現代のポップ・ミュージックはブラック・ミュージックなしではありえない!アフリカから発祥して今や全世界に行き渡った黒人音楽。アフリカン・ポップからブルーズ、ジャズ、ファンクまで、さまざまに発展を遂げるブラック・ミュージックの名盤を当代随一の自称完全音楽バカが厳選したディスクガイド。
感想・レビュー・書評
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学生のときによく見ていたMTVの音楽番組やニュース番組にピーターバラカンさんが出演されていて、バラカンさんが紹介する音楽が毎回とてもツボでした。
先日、そのバラカンさんが開いている「出前ジュークボックス」というイベントに行ってきました。このイベントは、バラカンさんのお気に入りの曲や映像を解説とともに紹介してくれるもの。暗いミニシアターでのんびりお酒を飲みながら渋くてかっこいい音楽が次々へと流れ、さらにご本人が解説までしてくれるというイベントです。
この本はそのときに買った本で、バラカンさんによるブラックミュージックガイド。
本の構成は3分の1がアフリカ音楽、3分の1弱がカリブ海と中南米の音楽、残りの3分の1強がアメリカ音楽の紹介となっています。はじめは「アフリカ音楽」の本にしようと思ったらしいのですが、担当編集者のかたにそれだと売れないと言われたらしく、こうした「アフリカ音楽の影響を強く感じるブラックミュージック」になったとのことです。
バラカンさんによる曲のセレクトはやはり抜群にかっこよく、抜群に渋い。この本を手にワクワクしながら渋谷・新宿・御茶ノ水付近のCD屋さんを巡っています。
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りあるなメッセージ、りあるな音楽をりあるに感じれる。
著者プロフィール
ピーター・バラカン(Peter Barakan)
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。現在はフリーランスのブロードキャスターとして幅広く活躍。著書『魂のゆくえ(新版)』(アルテスパブリッシング)、『ラジオのこちら側で』(岩波新書)、『テイキング・ストック』(駒草出版)など多数。
「2022年 『ふしぎな日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」
ピーター・バラカンの作品
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