実録江戸の悪党 (学研新書 83)

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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054045804

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代を講談や芝居で語られた悪党とその実像を通して読み解く、とあり、興味をひかれて読了。
    処刑見物が庶民の娯楽でもあった時代、悪党は庶民ウケのいいように芝居や講談で脚色され、実像とは随分乖離していったよう。

    スリから強盗殺人強姦詐欺と主だった犯罪者が列挙されていたけれど、ちょっと散漫な印象もあった。

  • けっこう逃げ切った悪党もいるのが面白い。
    日本駄右衛門とかが自首するあたりはスケールの大きさを感じるが大抵はしょぼい。
    ラストは歴史から永遠の悪役ポジションを与えられた妖怪鳥居。

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著者プロフィール

高知県生まれ。中央大学商学部卒。文献・史料を渉猟し、歴史に埋もれた人物・逸話を蒐集、歴史読み物から小説まで多くの著作を発表している。『実録江戸の悪党』(学研新書)、『徳川将軍家の真実』『家康の家臣団天下を取った戦国最強軍団』(学研M文庫)、『大名の家計簿』(角川SSC新書)、『謎だらけ日本の神様仏様』(新人物往来社文庫)

「2016年 『殿様の食卓 将軍の献立から饗応料理まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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