7つの誓いで運命を変える前世開運法

著者 : 山田雅晴

• 学研プラス (2012年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[香具師山啖呵堂さんの感想 · 2020年7月11日]

　著者の山田師は自分や他人の前世を感じることができるようです。
　こういう特殊な能力を持っている方はうらやましいですね。
　私も霊能力とか超能力とかいう能力にあこがれて、せめて速読能力だけでも身につけたいとかなりの時間と費用を使ってきましたが未だに並み以下の無能力者です。
　占いに関しても人並み以下の私ではやはり万年研究者でいるしかないのでありますよ。
　それはともかく、山田師が観るところ、前世のトラウマが関係して幸せになれない方も多いようです。
　前世が今世に影響するとは怖いことです。
　前世で色々学んだとしても前世の記憶を忘れてしまってるのでまた一からやり直しです。
　前世の記憶が残っているならもう少し賢くなれるのではないでしょうか。
　何でヒトは前世の記憶を忘れてしまうのでしょうか。
　まあいわば前世を知ることは人生のアンチョコを見るようなもんですな。
　前世を観ることができる人に観てもらって教えてもらう方が開運の近道のような気がします。
　本書では前世が今世に影響している例を色々と紹介した後、開運法が説明されています。
　本書の開運法を行えば前世を知らなくても自力で開運することができます。
　前世開運法といっても特殊なものではなく、アファメーションを前世に対応して拡張したようなものです。
　一般的な開運法の本に載っているアファメーション法で十分対応可能かと思われます。
　他、口グセ開運法も書かれています。

　付章として、「歴史上の人物の前世パターン」が紹介されています。
「松下幸之助の前世は豊臣秀吉である」
「織田信長の前世は楚の項羽・魏の曹操である」
「徳川家康の前世は漢の劉邦である」
……等々、歴史好きなら一度は思ったことあるような月並みなことなのですが、本当にそうらしいです。
　歴史上有名な人は転生しても有名になるようです。
　ということは歴史上無名な人は転生しても無名なんでしょうか。
　この悪循環から抜け出せるよう、今生から努力していきましょう！
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