「無敵」のメンタル

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054067080

作品紹介・あらすじ

経営コンサルタント時代、あまたの困難と闘い結果を叩き出し続けたビジネス書作家・千田琢哉が自身の経験から導き出したメンタル強化術を紹介する。自ら「生来の臆病者」と称する彼が教える「考え方を変えて、誰でも、無理なく、確実に強くなれる方法」とは?

感想・レビュー・書評

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  • とくに刺さったのは、「継続できるものがある人は、将来の不安を語らない」。
    これはわたしも日々実感してる。
    これからも舞台裏での自分磨きを愚直に続けようと思う。

  • みなさんはメンタル強い方でしょうか?
    私はかなり弱い方だと自覚しています。
    これを自力で頑張ろうとすると折れて、受容するとなかなかしぶとく強く生き延びてこれました。
    本書の著者の千田琢哉さんは、「ストレス耐性度」が10万人中一人の高数値で、偏差値的には90オーバーだそうです(笑)
    なぜだと思いますか?
    理由は、「自分が生来の臆病者であることをよく知っていたからである」だそうです。
    臆病者だからこそそれを補うためのメンタル強化の工夫を怠らなかったといいます。
    さらにもう一つの理由が「読書」にあったといいます。
    彼は学生時代に一万冊のあらゆる本を読み、
    「自分の人生に起こるすべては将来のネタになる」ということに気がついたので、
    どんな不安、焦り、摩擦、嫉妬、別れといったストレスもそこから逃げるのではなく味わい尽くし「語るべき素材」に変えてしまったのでした。
    千田さんにとって、人生や仕事の「予習」にあたるものが日々の読書で、復習は本に書いてあることを現場でどんどん試してみて、「理論」と「現実」の間のギャップを自分で確かめていく作業といいます。
    本も一万冊以上読むと、社会人になってから「はじめて体験すること」には何一つ遭遇せず、読書の疑似体験通りのことが起こり、解決方法まで解ります。
    「机上の空論と現実は違う」
    という意見はろくに読書をしていない大人の戯言でしかなく、
    現実には本で書いてある通りのことが起こって、本で書いてある通りに解決できた、とのこと。
    また、二十歳までにスポーツや勉強で「才能格差」を受容することもメンタルが強くなる要因だったといいます。
    そして、自分に才能がないと思ったら、そこで勝負をしない。
    自分が確実に勝てると確信した土俵に常駐して勝ち続ける人が成功者と呼ばれるわけです。
    また、挫折や裏切りやドロップアウトの時にふてくされないと、
    それは飛躍のチャンスであったことに気がつくと言います。
    また、多数決と決別すること。
    孤独な時は、勉強が一番の友人で、孤独なのに悲壮感が漂っていない人は必ず魅力的な存在であるということ。

    振り返ってみて本当にそうだなあと思います。
    わたしにとって最強のメンタル維持は、「信仰を持つこと」=逆説的ですが「自分で自分を救えない限界があることを神の前で素直に認める」、「希望を絶対に捨てない」ことでした。
    みなさんのメンタル維持のコツはなんでしょうか?


  • 世の中の半分のことは
    ここで答えがみつかる
    人間の悩むこと問題は
    何千年の昔から
    書物にすべて書き記してある
    しかしながら
    体で感じること
    頭で理解できること
    わかっていても
    相反することもある
    ある著名人はいった
    『人間だもの』
    それでよいと思う

  • 無敵のメンタルを手に入れる、創るには

    「読書」

    です。

    人生で経験する多くの事は先人たちが経験している。

    先人たちが創造した本によって

    人生の予習をする。

  • 全ては将来ネタになる
    光だけではなく、闇も享受した方が人はより輝ける。賞賛だけではなく批判も味わう方が人はより輝ける。

    臆病→創造力が豊か 恥ずかしいことではない
    臆病者が熟慮の末に思い切ってやることが真の勇気

    サラリーマンの極刑なんて所詮クビだけ 勉強し放題、挑戦し放題、失敗し放題 恵まれた立場

    優秀な人が仕事で成功すると周囲はすべて敵になる
    失敗したら上司の責任、給料高いから当たり前 心の中ではケロッとし次の挑戦

    人の好き嫌いはあって当たり前 自分の感情に忠実に振る舞う→人生はちゃんとうまくいく

    人前が苦手なら出なくてもいい人生
    コンプレックスは徹底して逃げるか逆に開き直って武器とする。

    チャンスを活かせるのはこれまで準備してきた人だけ 出版のチャンス→準備不足の認識があれば絶対に出版してはならない→油断するとチャンスに飛びついてしまいそうになる→耐えて爪を研ぎながら好機を待つ
    いきなりチャンスをつかんでテンパる

    人生の主導権はあなたにある
    総合職の新入社員・取引先から車購入のしきたり→その気になればいつでもやめる覚悟で!誰にも舐められない!

    朝15分早く出社するだけ→1日24時間生活リズム15分の前倒し・しんどいのは最初だけ 遅れない→大きな自信

    陰口を言わない→出世の可能性
    無能だが勤勉で口が堅い→重役になるタイプ

    なぜ緊張するのか?→自意識過剰と準備不足 実際の実力と理想のパフォーマンスに差→緊張感が高まる

    与えられたノルマ→頭の中で上方修正 10倍達成を目指す→現在の思考、行動では実現可能
    コペルニクス的で発想で斬新なアイディア 営業パーソン不要の保険販売

    仕事における予習→読書 1万冊の本→初めて体験することは何一つない、本に書いてある通りのこと
    ×「机上の空論と現実とは違う」→読書していない大人の戯言 現実には本に書いてある通り

    成功者=自分が確実に勝てると確信した土俵に常駐し、勝ち続けている人々 報われない努力はやめろ

    「こうなりたい!」と全身の細胞が騒ぎ出すような存在☆憧れの人を見つけること・安倍総理?
    憧れの師匠
    ①一回り以上の年上(年齢で張り合わない)、②経歴がかけ離れていない、③どんなときもあなたのメンタルを支えてくれる最高のモデル

    外回り営業→裏営業日誌 文章を書いて自分を他人の視線から分析する→メンタルが楽になる
    お笑い芸人→生活がネタ ネタとして書いてみよう! 仕事に使われるのではなく仕事を活かす

    取締役に聞くと「あいつは挨拶しなかった、あくびした…」→決定権者に嫌われたら出世できない
    人の好き嫌いはあなた自身にコントロールできない
    上司はあなたが育てる 上司を育てよう! ピーターの法則(平社員として有能→係長になる。無能なら係長のまま。係長として有能→課長になる。有能なら部長)→組織というのは無能な人材の巣窟と化す。

    口が軽い人を活用する 何事も一段上から物事を見ることで自分のメンタルを飛躍的に強くできる☆朝1時間の勤務・残業しない!

    視野が狭くなる→メンタルが弱くなる 視野を広げる→メンタルが強くなる
    転職するしないに関わらずでエージェントに登録→根拠のない自信

    裏切られた時、その後のメンタルの持って行き方に気をつける→ふて腐れなければあなたの運気は上昇する
    裏切った相手は、あなたが手を汚して復讐せずとも勝手に自滅する。

    別れ→プラスの出来事 人間関係のストレス激減しメンタル力もアップ
    人の魅力は友人の数に反比例 友達の多さ→学校教育で子どもを管理しやすいから

    嫌いな人について語る時間を排除 自分も言われていると嫌気→あなた自身の破壊に繋がる

    羨ましい相手→敵にするのではなく味方にする 向上心が芽生えた証拠 エネルギーを勉強に向けよう!

    怒りの感情→生命力の証

    フラれることで人は成長していく 恋愛ほど人が没頭して楽しめることはないし、落胆することもない。人間の本質、本能に関わることだから、そこから学ぶことは数知れない→それ乗り越えた際に獲得できるものが大きい

    SMの主導権はM Mにそっぽを向かれた時点で関係は終了
    いざとなったら自分から別れを告げよう!→最終的な主導権

    いつもゴメンと言える立場→あっさりと相手を見捨てることができる

    少子化問題→市場縮小、経済衰退、国が恐れていること→個人レベルで解決すべきことなのか?これ以上成長しなくても良いのではないか?→善悪を超越して少子化は自然の摂理

    多数決に頼ると人は必ず愚かになる。
    いつも周囲とズレているとしたら、あなたはそれだけ成功に近い証拠☆〇契の感覚のズレ、「〇金なのにいいの?」の違和感、コスト感覚、生産性の悪さ…

    継続できるものがある人は将来の不安を語らない 勉強、趣味→知識同士のつながり→根底でつながってくるのを実感する楽しみ

    挫折をするためには、今の自分の実力よりも格上のことに挑戦するしかない。長らく挫折が訪れていないならばあなたは日向ぼっこしているお年寄りと同じ。

    裏舞台の生き様を磨く→人に見られていないときの振る舞い、悪事しない→表舞台の態度に表れる

  • 余白か多く、改行しまくりで内容がスカスカ。学生の時に本を読んで既に知っていた、のオンパレードで辟易する。内容にも矛盾が多く、サラリーマンである以上出世を目指せとある一方で、ドロップアウトを早い方が良いとある。また、出世は上司の好き嫌いで決まるとの主張の数ページ後に出世出来ないのは仕事が出来ないせいとある。
    恋愛についても言及されており、例えば失恋は数多くのことが学べるとの記述があるが、その数多くが何かは触れられていない。恋愛も本で学んだのだろうか。この著書が159冊目らしいが粗製乱造で、高評価を付けている人はきっと著書の信者なんだろうと疑いたくなるレベル。

  • 「人の魅力は友人の数に反比例する」

    「なぜ、卓越した人は孤独を好むのだろうか。それは周囲の凡人と蒸れることで、せっかくの授かった才能を無駄にしないためだ。」

    群れたら終わり。

    ショーペンハウエルも同様のことを言っている。





    社会通念上認められない恋をしても、
    妥協の結婚、セックス、人生で幕を閉じる中、
    全身の細胞で愛せる相手と巡り会えることは奇跡。
    他人がとやかく言うものではない。

    このへんもラッセルの結婚論に同じようなメッセージがある。


    人間の悩みや考えることのほとんどは、
    既に過去にほとんど出尽くしていると言える。

    それをどうブレンドし表現するかは自分の腕の見せどころだが、
    著者も言うように過去から学ぶことは人生の予習であり、
    そして、過去最高の教材は「古典」だ。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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