病気にならない食う寝る養生: 予約の取れない漢方家が教える

著者 :
  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784058018637

作品紹介・あらすじ

これまで4万件以上の体や心の悩みに寄り添ってきた人気漢方家が教える、不調を改善して病気にならないための、食事と睡眠の新常識。
「水を1日2リットル」「朝食に野菜サラダとヨーグルト」「玄米食」「一年中、決まった時間に起きる」「ぐっすり昼寝」……それ全部、“あなたには”合いません!

人の体は食べたものと睡眠でできています。
細胞は周期の短いものだと数日、長いものでも数年で入れ替わります。今のあなたの体をつくっているものは、数年経ったらほぼ全部が入れ替わり、まったくの別人に生まれ変わっていると言ってもいいのです。
細胞は摂取した食べ物からつくられ、体の回復はおもに睡眠中に行われます。
そう聞くと、食事と睡眠が重要だと思いませんか。
また、人の体をめぐる気(エネルギー)や血や水分も、もちろん食べたものと睡眠でつくられます。
気・血・水のバランスが崩れると、体の不調だけでなく、心の不調も起こりやすくなります。
つまり食事と睡眠は、体調はもちろん、メンタルにも大きく影響するのです。

だから、食事と睡眠をよくすれば、不調が消え、心も安定し、病気にならない体を手に入れることができます。
ただ、巷で流行っている「体にいい食事」などの健康法すべてが、あなたに合うとは限りません。むしろ、合わないことのほうが多いくらいです。
本当の「体にいい食事」とは、「あなたの体質や今の体調、ライフスタイルに合った食事」です。
では何が、あなたに合った食事なのか?
本書を読めば、それがわかります。

年間数千件、延べ4万件以上の健康相談を受け、人それぞれの違う悩み(不調、症状)に寄り添ってきた著者だからわかるのです。

ここまで聞くと、「その食事法や睡眠法って、ものすごくストイックに頑張らないといけないのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
それどころか、ゆるくて拍子抜けするくらいです。
でも、ゆるくて簡単だからこそ、挫折しないで続けられるし、結果、健康になれるのです。

「果報は食べて寝て待て」ばいい。
簡単で、ゆるく実践できる「体も心も劇的に変わる食事術と睡眠術」を、ぜひあなたも知ってください。

感想・レビュー・書評

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  • 身体の調子が、日々の生活(特に食事・睡眠)によって左右されていることがシンプルにわかる本でした。
    身体全体でコンディションを捉えること、(ストレスなく)継続的に実施できる養生から始めること。

  • 【星:4,0】
    タイトルの通りだが、健康における「食事」「睡眠」の重要性、その整え方について書かれている。そして、東洋医学的。

    書いてあることがシンプルで、「陰陽」みたいなゴリゴリ東洋医学的な書きぶりもなく読みやすい。

    まあまあの内容だと思う。

  • 虚弱な体質で長年悩んでいる自分にとって、これまでで1番と言っていいほど良い本だった。定期的に読み返すべし。
    メモ:
    ★生野菜は胃腸を冷やすので温野菜にする、レンジでチンするだけでも良い。ドレッシングなどもかけすぎずに行った方が胃腸の負担が少ない。
    ★何を食べるかよりもその温度の方が重要。胃腸を冷やす事は、どんどん健康を遠ざける。
    ・エナジードリンクは一気に血糖値を上げて元気になった気分にするが、その糖を処理するために内臓に負担がかかり、血管にもダメージが及ぶ。
    ・ドライフルーツは甘みと栄養が一緒に取りたいのでオススメ。ただし砂糖不使用、無添加が好ましい。
    ★腹10分目まで食べてしまうと、胃で消化液を混ぜ合わせることでができず、結果的に体がエネルギー不足になる。
    ★手足を動かすことと胃腸の運動には関連性がある。簡単な体操や、食後の散歩として5分歩くことも効果的。
    ★胃腸が弱っているときは黄色いものを食べる。さつまいも、かぼちゃ、とうもろこし、栗、大豆。
    ・スマホやパソコンで目を長時間酷使すると、目から頭、頭から首首から背中、他の筋肉も緊張していき全身が凝り固まる。逆に、頭部の緊張を解せばよく、ホットアイマスク等有効。
    ・入浴により、体全体を弛めることができる。あぁ〜と呼吸が深くなるのは、体全体が緩んでいる証拠。
    ・寝るときは、食事から3、4時間経って今からものが概ねなくなっていうことが理想。だがお腹がすいて寝れないなら少しだけ食べてもOK。
    ★以上の事(養生)をできる範囲でゆるく捉えて行うことたまには小さな堕落もよし。できるだけ悪いことを減らすようにすれば良い。

  • テレビや雑誌で見た方法を試すのはいいけど、見るべきは「やってみてどうだったのか」
    いろいろ試して自分の取説作れたらいいな。

  • 甘いものをご褒美程度まで減らすが一番の難題、10分でも早く寝る!というのが今のところ2番目。

  • 舌のセルフチェックで何が自分に足りないのか簡単にチェックできる
    改善に向けてゆるくやっていこう

  • 確かに言われてみれば、健康に関してはどれだけ効果があるかと同じくらいどれだけ続けられるかは重要だ。
    そんな続けやすい健康に良いこと、やめた方がよい健康に悪いことがたくさん書いてある。
    ネットにあるような情報だとしても、症状別にわかりやすく書いてあるから読みやすい。ためになった。

  • 全身脱力

  • よみやすい
    体調ごとに食べるとよい食材が書かれていて参考になった。
    さいごの方の、舌の状態で体調を判断する方法がとても参考になった。このページの次のページに判断別食べる食材が書かれており親切で便利だなと感じた。

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著者プロフィール

国際中医専門員。日本中医薬研究会会員。漢方コンサルタント。漢方薬局の三代目として生まれ育つ。カリフォルニア州立大学で心理学を学び、帰国後はイスクラ中医薬研修塾で中医学を学ぶ。中国での研修を経て、国際中医専門員A級資格を取得。以降、漢方コンサルタントとして活動し、Twitterで発信されるやさしいメッセージと簡単で実践しやすい養生法も人気を集め、フォロワー数は十六万人を超える。一児の父。

「2022年 『つぶやき養生 春夏秋冬、12か月の「体にいいこと」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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