- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784059001348
感想・レビュー・書評
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試衛館のメンツと親しすぎず会津藩への忠誠心が強い斎藤一の話。
他の漫画や小説の影響で試衛館組との関係は良好のイメージだったので、新しい視点から読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の中で新しい斎藤一像が確立した作品。
赤間さんの書く斎藤さんは暖かくて非情になれない人。伊東派に間者として潜り込むも、伊東を嫌いになれずに苦しむ姿は他の作品では見たことがなかったので新鮮。
ただ、ところどころに解説?のようなものが入るのが嫌でした。
割と薄い本なのでサラッと読めちゃいます。
私は飄々とした掴みどころのない斎藤さんの方が好きだなぁ。
赤間さんの書く斎藤さんもかっこいいんですけど! -
作者の取材労力に敬意。
文章からでも斎藤一の修羅場突破力が伺えます。 -
実家で発見、再読。
自分の中の斉藤一像は結構これかもしれない。にしても本当に不死身だこの人。そして数字が入った適当な偽名にかけては定評があります。思ってた以上に名前変えてる!
この本は小説なのに斉藤さん愛用の羽織りとか刀の鍔の写真が載っていたり、子孫の方に話を聞いていたり資料的価値も充分。作者の斉藤さんへの愛が伝わってくる。
この小説のように「色々あったけど、長生きして良かったよ」って最期思えていたら良いですね、斉藤さん。 -
4059001341 284p 2002・7・15 初版
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文庫版、待ってましたっ!!
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あらすじ(裏表紙より)
幕末の動乱、京洛の地に血風を呼んだ新選組。この最強の武士集団の中でも、副長助勤・斎藤一は秀抜な剣技の持ち主であった。異分子の脱盟騒動に際し、油小路の粛清劇で影の主役をつとめる。戊辰戦争の後、藤田五郎と改名。西南戦争が起こるや、警視庁巡査隊に参加して九州へ赴き、勇名を馳せる。剣の刃渡りにも似た波乱の生涯を活写した名著がついに文庫化。新選組ファン必読! -
内容(「BOOK」データベースより)
幕末の動乱、京洛の地に血風を呼んだ新選組。この最強の武士集団の中でも、副長助勤・斎藤一は秀抜な剣技の持ち主であった。異分子の脱盟騒動に際し、油小路の粛清劇で影の主役をつとめる。戊辰戦争の後、藤田五郎と改名。西南戦争が起こるや、警視庁巡査隊に参加して九州へ赴き、勇名を馳せる。剣の刃渡りにも似た波乱の生涯を活写した名著がついに文庫化。新選組ファン必読。