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- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784059012443
感想・レビュー・書評
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小早川秀秋を主人公とする、珍しい関ヶ原ものです。
秀秋というと、ひ弱な裏切り者の印象が強いですが、この小説での秀秋は自分なりに豊臣家を守るため様々な策謀を用いる、芯の強い人物として描かれていて新鮮でした。
一方で徳川家康の描かれ方も面白かったです。この小説において、家康にとっての関ヶ原はまさに不測の事態の連続。思い通りに事を進められず、状況の変化に振り回される姿にはむしろリアリティを感じましたね。
これまで持っていた関ヶ原のイメージに新たな視点を加えるという意味でも、非常に興味深く読むことができました。
読了日:2011年12月詳細をみるコメント0件をすべて表示
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