ロシア語のすすめ (講談社現代新書 95)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061154957

感想・レビュー・書評

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  • 母が家に持ち帰る。

    “かたことのソビエト旅行”を読んでから、東郷先生の書く本の大ファンである。

    ちょっとした通行人に対する一文からも、視点の温かさを感じる。ロシア滞在中の様々なことに対する細かな洞察、ロシアへの憧れからくる好奇心、ロシアを愛する気持ちがじわじわと伝わってきて、それを読者に共有させてくれているような温かな文体で、読んでいて疎外感を感じず、心が温まる。

    生前に東郷先生にお会いしたことがある。今ならもっとお聞きしたいことが沢山ある。

  • 1966年に出版された本なので、今とは違う部分もたくさんありましたが(ソビエトの時代なので)、それも含めて、面白かったです。

  •  ロシア語を楽しく、それでいながらわかりやすく案内する新書。著者の文才か、非常に読みやすく理解もしやすかった。小話を挟み、読み物としてロシア語の入門的な説明な案内をしている点は、2008年度NHKラジオロシア語講座の黒田先生のようでいい。ただ、ロシア語の初級を少なからず学んでいない者にはスラスラ読めない内容であるし、ついて行けないと思う。巻末のソ連・ロシア偉人の格言、金言も面白い。

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