- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061176355
作品紹介・あらすじ
PERTは日本でも大きな反響をよんでいるが、本書はこの問題を一般向けするように、実に巧みに扱っている。それは実際適用面で未開の地を切り開いてきた体験と、幅広い教養を持ち合せた筆者の容易ならぬ手腕力量によるもので、そこが単なる理論の紹介からは得られない本書の特色といえる。(ブルーバックス・1905年4月刊)
PERTは日本でも大きな反響をよんでいるが、本書はこの問題を一般向けするように、実に巧みに扱っている。それは実際適用面で未開の地を切り開いてきた体験と、幅広い教養を持ち合せた筆者の容易ならぬ手腕力量によるもので、そこが単なる理論の紹介からは得られない本書の特色といえる。
ピカソが出たり、天下取り3人男(信長・秀吉・家康)が登場するなどウイットのある文章で誰にでもわかりやすく書かれているので、どの分野の読者が手にしても、豊富な話題に魅せられて一気呵成に読んだあと、〈これはおもしろい〉・〈これは使える〉ということになろう。
感想・レビュー・書評
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プロジェクト管理のひとつの手法になっている。この部分だけを丁寧に解説しているもので、一読の価値はあるかと。
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PERT手法の入門書。基本的な例題から大規模計画への適用例まで掲載。初心者でもわかりやすく、文章も楽しめるものだった。
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見積もれない仕事はどうすればいい?
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PERT図、CPMを学ぶために読んだ。しかし、PERT図、CPMの詳細はIを参照となっていて、がくっときた。Iの入手待ちとなった。
IIの内容的には、日本人の計画ベタを説き、部分最適で全体を見据えていないことが問題であることを繰り返し説いている。自分がまさにそういう状態にはまり込んでいるので、まさに我が意を得たりという感じで、やる気をかき立てるのには、役に立った。 -
"昭和40年、1965年が初版。私の手元にあるのは第75刷発行(2011年11月)のもの。今でもしっかり活用できるPERT Performance Evalution and Review Technique について書かれた本。
プロジェクトを工程、時間、人、物、金を統合的に見える化し計画的に遂行するための道具。
本格的に学ぶことで、今後の人生で役にたつだろう。" -
【電子ブックへのリンク先】
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000028781
※学外から利用する場合は、以下のアドレスからご覧ください。(要ログイン)
https://www.lib.hokudai.ac.jp/remote-access/?url=https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000028781 -
PERTもCPMも、いまでこそ普通に使っている手法だが、なぜそれらが必要なのかを振り返るのによくまとまっている。
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PERTを知らなかったので、なかなかためになりました。
関連図は色々とあるけれど、これ、使えるのではないでしょうか(...、でも、僕の周りで使っている人はいないなあ)。
昭和40年に出版された本です。
はじめに、の書き出しに「現代のような変化とスピード、そして豊かな創造性が要求される経営革新の時代」という旨のことが書かれています。
いつの時代も変わらないです。これを知れたこともこの本を読んだ収穫。 -
4〜5
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PERT法の紹介がほとんど。CPMも表題には記載されているが、終章でちょろっと出てくる程度。
PERT法の紹介もあるにはあるが、エピソードの紹介が多く、具体的な書き方の紹介にはあまり役に立たないというのが率直な感想。
また、初版が出た当時はこの手法がもの凄く斬新なものとして受け止められたのかもしれないが、結局初版から40年経った今もプロジェクト管理の主流になっているのはガントチャートであり、PERT法ではなかったということから見ると、この手法はその程度のものと割り切ってみるのも良いのかもしれない。