- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061177772
作品紹介・あらすじ
日常なにげなく使う数には、こんな面白い性質がひそんでいる
《インド人が発明したゼロ》0割る0の数学的意味は?奇妙な数ゼロを探って……
《便利な2進法》ライプニッツの2進法はコンピュータの世界で見事に開花
《完全数の不思議》6の約数は1、2、3。それらをたせばやはり6。
《無限と矛盾》自然数も平方数も無限にあるなら、それらの個数は等しいのか?
《対数の底e》統計学・生物学・経済学などにも使われるeの物語
感想・レビュー・書評
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数字のゼロから初めてそれぞれの数にまつわる興味深い話をする。最後は無限とeだ。
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先日読んだ「ヒルベルト」の関連で検索していて,
小島寛之さんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/20120908/1347084341
でこの本が同じ著者によるものだと知った.
たぶん中高生の数論入門にぴったり.
素因数分解の一意性や,正多角形の作図など有名なものばかりだが,
コンパクトによくまとまった紹介になっている.
計算機を使った結果を中心に古くなってしまった部分もあるが,それは仕方ないだろう. -
【配置場所】工大新書B【請求記号】412||R【資料ID】91940347
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素数はなぜ有限ではなく無限に存在すると言えるのか。
数学はその公式の存在より、それを証明する方がかなり難しいのである。
過去の数学者が発見した法則も、証明がなければ意味がないのである。
途中から難しくなって分からなくなってきたけど、これまで学校で習ったことが出てきたりと数学に関して考えさせられる本である。 -
[第33刷]2007年12月3日
翻訳本での「訳の出来」は重要だと実感した。
ロングセラーを続ける本書は、訳者のオリジナルのような読みやすさがある。切り口が絶妙な数論の入門書です。 -
30年以上にわたって売れ続けている数論エッセイ。0から9までの十個の数がそれぞれもつ意外な本当の顔・・・そしてタイトルどおり無限に続く数字の世界を軽快に描いています。