決戦! どうぶつ関ヶ原 (講談社の創作絵本)

  • 講談社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061325258

感想・レビュー・書評

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  • 歴史上の武将を動物に準えたフィクション。日本史詳しくないもので、徳川軍がタヌキとか、タイガー景虎とか、ぱっとわかるものもあるんだけど、何でこの動物?というのもあった。でも面白かった。ダジャレとか鎧の様子から動物をあてはめてるらしい。
    1ページにみっちり絵がかきこまれているので(ウォーリーみたいな感じ)ずっと眺めていられます。

  • 武将を動物で表現。関ヶ原の合戦の様子がとてもわかりやすく身近に感じました。

  • これは楽しい本でした。関が原の戦いを、武将を動物にして描く。タヌキ家康、サル光成、など。戦いはケロッパ秀明の裏切りによりタヌキ家康率いる東軍の勝利となります。細かい絵が楽しい本で、年長の子供がとても気に入ってます。このシリーズ、続刊を期待。川中島の戦い、長篠の戦い、とかいいですね。義経の崖から奇襲する一ノ谷の戦いなんかも良さそう。

  • 有名な関が原の戦いを、俯瞰図でユニークに観戦できるのが素晴らしい。
    武将が動物化されていて、猿蟹合戦のネタをひっぱってきているところにもクスッとさせられる。
    細かく描かれた兵の様子もじっくり眺めているとそれだけで楽しい。

  • ★★★☆☆
    はじめての歴史絵本によいかな?
    ある程度関ヶ原の詳細を知っていたほうが面白そう。
    どの動物がどの大名かは、旗印をみて。
    (まっきー)

  • 姪のクリスマスプレゼントに贈った。郵送だからどんな顔して開けたかわからん。
    別に関ヶ原を知ってほしいとか、歴女になれとか、私が歴史好きだから贈ったとか、そんなんじゃなくて、普通に絵本として見てて楽しい。
    姪はまだ4歳だし、内容はまだ理解できないだろうし。

    あわよくば小学生か中学生くらいになって、授業で「関ヶ原」という単語を見つけた時に、「あれ?どっかで見おぼえがある…そうだ小さい頃読んだ絵本にそういうのがあったな」と思い出し、埃をかぶっていた絵本を引っ張り出してきて、そうかこの絵本はこういう意味だったんだただ動物がいっぱいでてきているだけの本じゃなかったんだ
    という感じになれば良いなぁと思っている。

  • 歴女でもなければ、仁と大奥のテレビドラマくらいしか興味ない戦国時代を知らない私がよんだので細かい設定がわかってないので、好きな人によんで欲しい。きっと歴史上の人物の特徴をとらえた擬人化なんだと思う。つまり人ではなく動物で関ヶ原の戦いが描かれているんだ。
    じゃぁなぜ手にしたかといえば、私はコマヤスカンさんの俯瞰でみる細かい描写が好きなのと、動物の擬人化にひかれたのだった。
    こういうゴチャゴチャっと細かく探して遊ぶ絵本が好きで、みているとただただ描きたくなってくるんだよね。

  • 高虎がトラでわかりやすかったり一豊に和んだり。ざっくり追うには良い絵本(*'∀'*)

  • 「あれ、コウモリって西?東?青だから西なのに、なんで東の味方?」(S8)
    「このウス、なんで青いのに味方の邪魔してんの。こいつのせいで、後ろが山を下りられないんじゃん」
    「ケッロッピのやつ、サボってる。なにこれ、赤い旗も用意してるよ」
    「うっわーー、熊つええー」
    「あ、ケロッピ、とうとう赤い旗に変えた。あー!東の味方になったー!」
    「サルが負けて狸が勝っちゃった」

    関が原の戦いを俯瞰図で観戦できる楽しい絵本。
    子供はひたすら夢中でこまごま見てる。
    大人も子供も楽しんでます。

  •  つい買ってしまった…。
     タイトルの如く、関ヶ原の合戦を、人間ではなく動物で再現(?)した内容。意外に細かい作りで、見応えあり!
     しかし、太閤と権現に仮託されている動物は、安定かつ不動の万人共通のイメージなのだが、逆に解せぬのは西軍。左近は、まあ…うん、分からなくもない(けど、分かりたくもないw)が、三成があの動物とは…(太閤の子飼いだから?)
     また、吉継に至っては物凄く頑強そう。とても目を患っているとは思えない(史実)が…まあ、絵本なので。
     あと、笑ったのは、東軍の直政と忠吉。この義父と娘婿、『猿蟹合戦』ネタの投下のせい(?)で甲殻類と栗って…甲殻類は目を瞑るとしても栗は絶対に動物じゃないwww

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著者プロフィール

1967年生まれ。三重県在住。愛知大学文学部卒業。大学では美術部に所属。「子どもの本の専門店メリーゴーランド」絵本塾で絵本づくりを学ぶ。『あっぱれ! てるてる王子』で、第30回講談社絵本新人賞、『新幹線のたび~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~』(講談社)で第43回講談社出版文化賞絵本賞を受賞。『新幹線のたび~金沢から新函館北斗、札幌へ~』『決戦! どうぶつ関ヶ原』『トーキョー ドリーム マラソン』(以上、講談社)『ドングリ・ドングラ』(くもん出版)など大パノラマの中に丁寧に描き込まれた細やかな描写が魅力的な作品を多く出している。

「2021年 『フライングメジャー号 世界一周 空の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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