ムーミンパパの思い出 (講談社青い鳥文庫)

著者 : トーベ=ヤンソン 小野寺百合子

• 講談社 (1982年5月10日発売)

感想・レビュー・書評

[letatlinさんの感想 · 2004年10月3日]

スナフキンが好きという人の多くは二言目にはギターがどうとか言い出すので個人的には信用ならない。

[かもめさんの感想 · 2020年11月20日]

ムーミンパパの若い頃の思い出を記したもの。

みなしごホームを抜け出して自由と冒険をもとめるムーミンパパの行動力すごい！

フレドリクソン、ヨクサル、ロッドユールなどたくさんの素敵な仲間たちがでてきます。

途中途中にムーミンパパが子どもたちに思い出を語ってるところが出てくるのですが、スニフもスナフキンもムーミントロールもみんな自分たちのパパの活躍話を聞きたがるところがかわいい。

それにしてもヘムレンおばさんの扱いがひどすぎて笑えます。
海のオーケストラ号乗ってみたいなー！

最後のエピローグがすごくいいです。

[hosinoouzisamaさんの感想 · 2015年8月17日]

2015/01

[綾里 未優さんの感想 · 2014年9月9日]

ムーミンパパが綴る若い時の思い出の記。魅力的なキャラクターが多数。スニフの父、ロッドユールやスナフキンの父、ヨクサルなども登場します。次々に畳み掛けるような冒険に次ぐ冒険の連続でした。ただ所々になんともいえない切なさや、もやもやした感じが隠されているように思います。それがくせになる。最後はムーミンママとの出会いで終わります。でも、ロッドユールとソースユールの馴れ初めは書いてない。あんまりじゃない。最後は思い出の記を書き終えたパパたちの元に懐かしい仲間たちが……。ラストが大好き。ミイもいます。

[wtnbmghさんの感想 · 2014年8月23日]

旅行中にこの本が読めて良かった！

[inoaticさんの感想 · 2013年10月18日]

ヤンソンの島での生活を投影したような、シリーズには類をみないほどの荒涼さと厳しさと、さみしさ、こどく、家族それぞれが、あの灯台の島では浮き彫りになって、うみうま、モランとの和解、ムーミン谷へのあこがれにつながる、おとなの読みもの、

[yuna0102さんの感想 · 2013年10月15日]

テレビでは、ほうそうされてないことが！！

[あゆむさんの感想 · 2012年9月10日]

育った環境なのかムーミントロールよりパパは短気。
パパのまわりの魅力的な人々に惹かれた。
孤児パパの冒険と独立心がいろんな勇気を与えてくれる。

エピローグがすてき！！

再読あるいは再再読。

[anoさんの感想 · 2012年1月6日]

ムーミンパパの若かりし日の冒険談。理不尽な捨て子ホームを飛び出し、互いに認め合う友と血沸き肉躍る冒険をし、最愛の女性と出会う。よき父、よき夫でありながら、常に現状に満足せず、時に子どもっぽく、危なっかしいほどの夢想癖と放浪癖を持つムーミンパパは、一人の男性として非常に魅力的なのだ。アニメの声もセクシーだしね、と元々オヤジスキーの所為か、最近はムーミンパパびいきになってきたのだった。

[gunsooさんの感想 · 2009年10月24日]

ムーミンパパの若い頃の物語。スナフキンやスニフなどの父母が出てくるのが意外な展開。ロッドユール好き(*´д｀*)　ムーミン屋敷にある気圧計は海のオーケストラ号のものなのか、ニョロニョロ島のものなのか…。