大転換思考のすすめ: 成功する企業、活躍する人材 (講談社現代新書 1660)
- 講談社 (2003年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061496606
作品紹介・あらすじ
「失敗学」の第一人者と金型製造の革命児、日本の産業を知り尽くした二人の徹底議論から生まれた時代を乗り越えるための基礎知識と考え方。
感想・レビュー・書評
-
「いったいこの長期的な景気低迷の原因はどこにあるのでしょうか。よくいわれるような、政策の誤りなのでしょうか。そうではありません。それは大きな歴史的な流れのなかで日本が当然迎えるべき段階に入って、当たり前のことがごく当たり前に起こっているのにすぎないというのが私たちの見方です。」という序文から、本書は始まる。確かにこの指摘には賛成できるが、その後の10個の論題は、平凡。面白くありません。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
25
-
<BODY >
<P> 自分でものを考え、新しい価値観を生み出していく人間とは<BR>
やろうという意志をもつことが、何よりも重要<BR>
活躍するのは地頭が良い人<BR>
ある現象の理解が早く、しかもその現象をみて、それと違うものに応用できる上位概念レベル、すなわち一般化した知識として現象を理解できる人<BR>
<BR>
自発的に考え、行動するひとを作るには、やはり日頃からその訓練が必要<BR>
重要なのはアウトプットである<BR>
<BR>
「自分が変わる。ことの大切さ。他人のことを「あの人が変わらないからだめだ」と言っているうちは、その人はまだ自分の居場所があって余裕がある状態なのです。しかし、周りの状況がどんどん変化する時代では、明日に自分自身がかわらないことには自分の居場所すらなくなるということになります。<BR>
<BR>
ひとつの産業や企業が成長して衰退にむかう期間はだいたい30年</P>
</BODY>
-
永年、日本のものづくりに関わってきたお二人による共著。まだまだ日本もやれる余地があるのではと勇気が湧いてくる。
この本で訴えている「自分が変わることの大切さ」、大事だよなーとつくづく思う。