- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061542211
作品紹介・あらすじ
本書は、ミネソタ州北部の原生林の中で、初めてシンリンオオカミの子どもに出会った所から話が始まる。狼と人間の関係について、新しい視点を導入している。シカゴ・ブッククリニック賞、シガード.F.オルソン自然著作賞、ミネソタ書籍出版賞受賞。
感想・レビュー・書評
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ミネソタ州北部の原生林の中で野生のオオカミと出会う。永年ナショナルジオグラフィックで写真を撮ってきたジム氏。長年抱いてきた、オオカミとイヌ科の野生動物の調査と広大な森へ住みたい、という憧れを実現すべく、自らレーヴンウッドと名付けた原生林に山小屋を立て撮影拠点とした。
「白いオオカミ」は北極のエルズミア島だったが、こちらはミネソタ州北部。豊かな森林と複雑に入り組む沼地。それが雪に煙り、あるいは紅葉に身をまとい、その水辺に氏のカヌーのへさき。氏の山小屋も。すごい忍耐力で野生のオオカミ、オオカミの家族の写真。そしてえさともなる、バンビ、キツネ、ウサギ、カナダオオヤマネコなどの写真も。
右か左に写真、そしてその半分は文章で、オオカミと自然とジム氏のエッセイが独特の空気を醸し出しているのだが、ちょっと文章は拾い読みしかできませんでした。
1995.3.28第1刷 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オオカミの迫力と美しさが伝わってきます。
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狼は素晴らしい能力を持ってる動物で、絶やしてはいけない…
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ジム・ブランデンバーグ氏の写真と文章が素晴らしい!読み応え、見応えともに満足感を味わえる一冊。
オオカミに会いたくなること必至です。