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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061546844
作品紹介・あらすじ
ていねいに説く基礎の基礎。ラグランジアンとハミルトニアンの意味がよくわかる。
感想・レビュー・書評
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量子力学に出てくる解析力学を知りたくて読んだ。
イメージの説明と数式が混じっているので、計算しながら追えば理解できそうな感じ。
解析力学のコツは、ラグランジアンやハミルトニアンの変数を簡略化せずにくどくても正確に書くこと、速度や運動量が合成関数なのか独立変数なのか区別して計算すること。
qやqドットだけでラグランジアンを書いても理解できないことが分かってよかった。
ラグランジアンやハミルトニアンに関する数式をqやqドットではなく、x y z 速度vで煩雑になるが具体的に書いて計算結果を見せてくれるのがありがたい。
解析力学は本来は最低3個の偏微分方程式から成り立つものだから、元々煩雑なものなのだと腹落ちする。
ただし、ポアソン括弧とハミルトンヤコビ方程式は説明不足なので、なるほど解析力学等で補強する必要がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
解析力学について調べるために借りた2冊目の本である。こちらのほうは教授と生徒の掛け合い形式になっている。ダジャレなどを交えているので好き嫌いは分かれるところではあると思うが、作用やラグランジアンを知るために、偏微分や極座標を知らない人間にもわかりやすく教えている。自分の中ではシュレディンガー方程式にあった^(ハミルトン演算子)や|(どこで偏微分の値を求めるかはっきりと示すための記号)の意味が分かってよかった。
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