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- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061581463
感想・レビュー・書評
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資本論については柄谷行人さんの本を読んで少しだけ知っているだけです。資本論自体は岩波文庫と中央公論新社の本を1回ずつ読んでみたけどさっぱりだった。今回宇野弘蔵さんのこの本を読んでもう一回資本論を読んでみようと思った。
宇野弘蔵さんのいうことと柄谷さんのいうこともリンクしていると感じた。
第3巻は通読してみただけで全く理解できなかった。しかし柄谷さんは第3巻までしっかり理解していない人の本を指摘していてそういうものなんだなって思っていたけど、この本を読んでその理由を少しだけ理解できた。
イデオロギーと科学的認識という区別は面白かった。しかし科学的認識というものは批判として受け取れるけどそれがイデオロギーのトートロジーとされてしまう。そういう基本的姿勢をきちんと明確にして捉えることが必要なのだろうと思った。
二回目再読
読んだことを全く記憶していない。今回はかなり有益だった。たぶん一回目は全く理解していない。「宇野弘蔵著作集」は近いうちに読みたい。一応予定としてはマルクスの「グルントリッセ」を手に入れ読んでみたい。その後は同じくマルクスの「剰余価値学説史」を読みたい。それから宇野弘蔵の「経済原論」を読み「資本論」の再読といきたい。宇野弘蔵に開眼した。宇野弘蔵の良さに気付けたことは大きな収穫でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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