仏陀の観たもの (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061581746

作品紹介・あらすじ

生きとし生けるものすべてには、必ず生滅がある。生あるものは必ず滅ぶ。ところが仏教では、不生不滅とか生死一如と説く。また、この世を無常な相(すがた)として把え、泡沫の如きものと観る。どうして仏教では、このような観方ができるのだろうか。そもそも仏教とはどんな宗教であり、どういう教えを説いているのだろうか。本書は、仏教の基本的な考え方を平易な言葉で明らかにし、仏教が現在に生きる教えであることを教示する好著である。

感想・レビュー・書評

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  • 仏陀の教えを判りやすく説く。氏の著作は真摯であり、理解しやすい。鍵となる言葉。三法印(諸行無常、諸法無我、涅槃寂静)、四聖諦(苦聖諦、集聖諦、滅聖諦、道聖諦)、十二縁起、八正道など。

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著者プロフィール

1927年神奈川県生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。
東京大学東洋文化研究所教授、国際仏教学大学院大学教授などを歴任。専攻は中国・朝鮮仏教史。
文学博士。学士院賞受賞。2001年没。主な著書に『般若心経講話』『華厳の思想』『維摩経講話』などがある。


「2020年 『朝鮮仏教史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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