寝覚 上 (講談社学術文庫 732)

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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061587328

作品紹介・あらすじ

『寝覚』は『夜半の寝覚』『夜の寝覚』とも呼ばれ、平安後期を代表する物語の1つ。姉の婚約者に垣間見られて契った太政大臣の姫君の苦悩を中心に描く。上巻はその美しい姫君の夢に天人が琵琶を教える暗示的な話から始まる。男の垣間見から契りへ進み、互いに相手を誤認したまま姫君は懐妊する。男は姉と予定通り結婚するが双方とも姫君を義妹と知って驚愕。男の熱愛のうち女児を出産、姉の激怒の中で姫君の苦悩は深刻化する。

著者プロフィール

1909-1998 東京生まれ。東京文理科大学文学部卒。国文学(平安時代)専攻。お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。著書に『散木奇歌集の研究と校本』『中古私家集の研究』など。

「2015年 『新版 更級日記 全訳注』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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