寝覚 中 (講談社学術文庫 733)

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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061587335

作品紹介・あらすじ

寝覚の物語は、この中巻の前の部分が大量に欠落して8年間の空白があるが、その間のストーリーは、概要を述べて支障なく読めるようにした。女主人公は上巻の少女から今や成熟した女盛となり、しかもすでに未亡人となっている。物語も変貌して心理小説的となり、女主人公の内面世界が深く詳しく追求されて行く。女主人公を苦しめる深刻な事件として帝闖入事件と生霊事件とが特色ある筆致で記述され、女君は天人予言の実現を嘆く。

著者プロフィール

1909-1998 東京生まれ。東京文理科大学文学部卒。国文学(平安時代)専攻。お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。著書に『散木奇歌集の研究と校本』『中古私家集の研究』など。

「2015年 『新版 更級日記 全訳注』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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