近世日本国民史 和宮御降嫁: 久世・安藤執政時代 (講談社学術文庫 1034)
- 講談社 (1992年7月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061590342
作品紹介・あらすじ
井伊大老横死後幕府の実権を握った久世・安藤は、大老の遺策となった和宮降嫁を朝廷との軋轢緩和の一とするも、乾坤一擲、外夷掃除の大力量はなかった。時に公卿岩倉具視、御降嫁を公武合体の楔子とすべく天皇の諮問に答えて上書。はじめ忌避していた和宮もついにこれを承諾。「惜しまじな君と民とのためならば身は武蔵野の露と消ゆとも」と詠じて東下。自ら将軍家茂の御台所としてその生涯を捧ぐ。