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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061597518
作品紹介・あらすじ
二千年に及ぶ日本と朝鮮との交流の中で、江戸時代に両国の平和がもっとも保たれ、友好的たり得たのはなぜか。文禄・慶長の役で断たれた日朝関係修復交渉の基本に、家康がおいた「和好」の精神、国交再開後十二回も来朝した朝鮮通信使、銀の路の核をなした対島藩の倭館貿易…。東アジアの国際関係を視野に入れつつ、鎖国下の日朝関係を捉え直す。
感想・レビュー・書評
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近代東アジア国際社会を、通信使の意義という点から卓越した見地で鋭く捉えている。「鎖国」というと世界から完全に孤立した日本のイメージを思い浮かべるかもしれないが、果たしてどうなのだろうか?制限交流として脈動する鎖国期日本の国際政治の様は、近・現代日本外交を知るにも傾聴に値する。
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