ワーキング娘。 1 (講談社コミックスなかよし)

著者 : 水上航

• 講談社 (2000年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[niroさんの感想 · 2021年7月9日]

◆あらすじ
城島早紀（じょうしま・さき）はお金が大好きな中学生。ある朝、目覚めると家から両親と双子の弟妹の姿が消えていた。状況から夜逃げを連想したところに借金取りが押しかける。なんと早紀の父はリストラされており、複数の消費者金融から借金をしていたのだ！　借金取りに迫られピンチに陥る早紀の前に現れたのは、これまた借金取りの四谷巧（よつや・たくみ）。しかし彼は他の借金を肩代わりして支払い、早紀を救う。
全ての借金はひとまとまりになり、早紀は巧の監視下で借金返済のために働くことになるのだった。

なかよしを購読したことはなく、店頭で『モーニング娘。』をパロったタイトルに興味を引かれて購入。
「夜逃げした家族に置いていかれ、父親の借金返済のために働かされる」という逆境の状況ではあるが、へこたれず、何事も器用にこなしていく主人公が小気味いい。「借金を残して娘を一人だけ置いていくなんて、ひどい父親だ」「中学生に父親の借金返済義務はあるのか」などの引っかかりは後に活かされるので、細かいことは気にせず、まずは目の前の展開を楽しんでほしい。
「借金返済のために働かされる」「若い男と同居」と、いかがわしい展開になりそうな要素ではあるが、主人公にも相手役にもまったく色気も恋愛っ気もないので（掲載誌が少女向けなこともあり）安心して読める。
お金にしか興味のない女の子が恋愛感情を自覚するまでが、気持ちの流れに無理なく描かれている点に好感が持てる。

[kakureotakukaさんの感想 · 2008年7月13日]

家族に夜逃げされちゃって、自分が借金返すはめになっちゃった女の子の話！

でも、全然暗い話じゃなく、むしろ面白い話です。
絵も整ってるし、キャラも良い感じなのでずっと好きです！

[。りん。さんの感想 · 2007年10月28日]

全3巻

早紀＆（ロキ）の借金返済ｽﾄｰﾘｰ

[白さんの感想 · 2007年9月16日]

ほのぼの感が良いと言うか笑えると言うか、面白いと言うか、主人公と巧が好き。
キャラが素敵です。

[木乃さんの感想 · 2007年5月23日]

この漫画で見事に水上先生にハマってしまいました！！
お金って大事ね〜。

[ぎりかたさんの感想 · 2006年12月11日]

お金は大切に。

[RIKOさんの感想 · 2006年9月9日]

パワフル！

[がいさんの感想 · 2006年5月22日]

借金を作って家族が夜逃げ。残された主人公が１億円を返済するために働きまくるお話。全３巻。

著者プロフィール

漫画家。8月25日生まれ、東京都出身。代表作に『結婚しようよ』『メガネ王子』『タンブリング』（原作：米井理子）他多数。

「2019年 『マンガでわかる　未来の年表』 で使われていた紹介文から引用しています。」