多重人格探偵サイコ雨宮一彦の帰還 (講談社ノベルス オN- 1)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061821156

感想・レビュー・書評

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  • 目次をパッと見て「おお、さすがは大塚英志!」と思ったのだが、これは他の洋書からの引用でストーリーとは直接関係なかった(笑)。その他こうしたちょっとマニアックなギミックは随所に散りばめられているのだが、肝心の左目のバーコードの謎がわからずじまい。どうやらシリーズの他の作品とモザイク構成になっているようだ。この際だから他も読むか?

  • 死刑囚が託した、奇妙な遺言は一体何なのか。

    眼球のバーコードも謎ですが
    遺言状の中身も謎です。
    しかも託したのが現職の警視庁の人。
    とは別に、多重人格者である人は
    あっちこっちをうろうろ。

    そうだと思っていた人が、実は『交換』していたりで
    話の先がまったく分かりません。
    これは最後まで警視庁の彼と、多重人格者と
    ダブル視点で行くのでしょうか?

  • 【132】

  • この巻がサイコでは一番好きかもしれない。
    笹山の知られざる過去に、漫画版サイコでは一切語られることのない、裏のストーリー。
    終わらない夏休みを終わらせる為に、笹山は立ち上がる。
    登場人物全てに綿密な背景があり、フィクションとノンフィクションの狭間で揺れてしまう。
    この物語は、きっと世界の一部なんだと思う。

  • 一、二作目の発刊の間が短かったために、三作目をだいぶ待った記憶がありますが、見てみるとたった二年で出ているんですね、長く感じたのが不思議。高校生のときに本屋で新作が出ているのを見つけて、喜んで買った覚えがあります。たぶん中高生が好きな作風の小説なんだろうなといまはおもいますが、これもどこにしまったんだろう…

  • コミック版の裏設定みたいなものらしいですね。この本の内容は。コミック版を読んでいないのでわからないのですが。おもしろかったです。

  • 漫画はちょっとだけ読んでたから手に取ってみた。図書館に置いてあってびっくり。

  • 『殺されないために殺す。一度、そういうルールが出来上がってしまえば集団は最後の一人になるまで互いに殺し続けるはずだ』

  • 再読。

  • グロくて救いが無い、なんだかなぁと思うのに、時々ふと読みたくなる不思議。

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著者プロフィール

大塚 英志(おおつか・えいじ):大塚英志(おおつか・えいじ):1958年生まれ。まんが原作者、批評家。神戸芸術工科大学教授、東京大学大学院情報学環特任教授、国際日本文化研究センター教授を歴任。まんが原作に『アンラッキーヤングメン』(KADOKAWA)他多数、評論に『「暮し」のファシズム』(筑摩選書)、『物語消費論』『「おたく」の精神史』(星海社新書)、他多数。

「2023年 『「14歳」少女の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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