- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061827547
感想・レビュー・書評
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秋津と遥の馴れ初めの物語。
そして、秋津と無貌の物語。
顔と脚のエピソードがないので、またじらされた。
結局、続きを読むしか無いのね。
そう言えば、巾裂って、呪術廻戦0のリカちゃん的なやつだよな。無貌も夏油的だし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どんどん進む現実離れ
あれ…おかしいな、1作目は現実にヒトデナシが+された感じだったのに
物語自体楽しむことができたけど、「ん?」の連続だったなー
ミステリというか、ファンタジー
あなたは何なの?という謎が読み終えても残る
けど、悪くはない -
「人形を見せてあげる」と怪異が集まる島へ秋津を連れてきた遥。
そこには幼い遥を姿をした人形と男たちが・・・
前作までと違い、今回は秋津探偵が主役でした。
しかも過去話で奥さんとなる遥とのなれ初めの話。
さらには無貌誕生の話もあって、ストーリーてんこ盛りって感じです。
だけど、ミステリーとなる部分が読んでいてこんがらがってしまいました(^_^;)
整理しながらもう一度読んでみたいと思います。 -
最後の方はだまされていた・・・・。
なんかゴチャゴチャしてスッキリしない。
はるかさんと秋津さんの大学生の時の話。
はるかさんの過去もわかる!! -
"無貌伝 人形姫の産声"望月守宮著 講談社ノベルス(注意:2010/12/07発売)
・・・”無貌伝”シリーズ三作目。”ヒトデナシ”という怪異が存在する世界。主人公秋津は遥から”人形を見せてあげる”と言われ、遥の故郷へ向かう。そこは数々の”ヒトデナシ”が封じられた島だった。
”ヒトデナシ”を封じる女王として君臨することを約束された遥。幼き日の遥の姿をした五体の人形と遥の父親とされる五人の男。遥の失踪。秋津の”消えた一日の記憶”。やがて男達が次々と殺されていく。
・・・”無貌伝”シリーズの時系列的には最初。大学生時代の秋津と遥の出会いの話。出会い自体はこの話以前なので、今作のつり橋効果でくっついた!とも言えるかも(笑)まぁ、互いに惹かれあっていたようですが。
事件自体よりもエキセントリックな遥に振り回される秋津が印象深かったですわ。無貌もんなに出番がなかったですし。
秋津のどこか普通っぽさを感じさせる点は昔からだったようです。遥を思い浮かべるシーンで”へたくそな字””たまにまずくもおいしくもないお菓子を作った時の、不安そうにこちらをうかがう表情”なども言ってましたし。(笑)
・・・シリーズ最新作(五作目)が先日発売。一作目の文庫版がもうすぐ(2012/10/16)発売。 -
秋津探偵と無貌の馴れ初め
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「無貌伝」の過去篇。著者がヒトデナシの扱いにこなれてきたのか、既刊3作の中では最もしっかりとしたミステリでした。ヒトデナシの特性の裏を掻いた推理と、この世界観だからこそ成り立つ動機の意外性。何のために人形に命を吹き込んだのか、それがわかった瞬間にこの事件に込められた純粋な想いに深く感じ入ることでしょう。でもごめんなさい、ヤンデレは遠慮しておきます。普通に怖いよ! 結婚とか絶対にムリ。
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秋津探偵の昔話。
つくづくこの人にしか書けない話だなあと感じる。
文庫化したら揃えたいな。
第一作は探偵助手の悲哀が痛すぎて読み返すのに勇気がいるけど。 -
最後がとんでもなく意外で驚かされます。早く続きが読みたい!!
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無謀伝シリーズ第3作。
これまでの2作より過去、秋津がまだ若く普通の人間だった頃の話である。
「人形を見せてあげる」という遙に連れられて秋津が着いたところは湖を渡って行く怪異の島。遙の幼かった頃を象った人形たちと、その持ち主の変わった男たち。封印されたヒトデナシの沼。わけがわからないまま遙は失踪して、秋津も一日分の記憶が飛んでいることに気づく。そして人間の命が人形に移されるという事件が…
人が死に人形が動き出すという情景も美しいが、ヒトデナシの特性を利用してちゃんとミステリになっているところがよい。
この物語の結末から第1作の状態になるまでにはさらに事件があるはずで、それも楽しみである。